セントウルステークス:ラウダシオン飛躍の秋になるか

中央競馬

こんにちは。

9月12日(日)に中京競馬場で行われるサマースプリントシリーズ最終戦:セントウルステークスを予想します。

サマースプリントの順位は、ファストフォースが12ポイントでトップにたっています。セントウルステークスのポイントは、1着:12ポイント、2着:6ポイントになります。このレースに勝てばサマースプリントシリーズを制覇できる馬は、次の4頭になります。
  5ポイント:カレンモエ、ピクシーナイト
  4ポイント:シゲルピンクルビー
  3ポイント:タイセイビジョン
この4頭の中からは、カレンモエ、ピクシーナイトの2頭を絡めてみたいと思います。

実力馬、伏兵馬が多く混戦になりそうですが、私の推奨馬・狙い馬は、展開利が見込めそうな休み明け初戦のラウダシオンの好位抜け出しに期待したいと思います。

では、各馬の適性からみていきましょう




データから狙える馬:ラウダシオン、レシステンシアの実績馬に、ジャンダルム、カレンモエ、ピクシーナイトの新興勢力の争いか

ラウダシオン

良馬場・57kg・多頭数で2-0-1-0(GⅠ・GⅢ各1勝)、中京・1200mは3着1回のみと、弱みはほぼなさそうです。休み明け初戦も0-1-2-0と善戦しています。
但し、直近2走がやや太目残りのように思えていたので、仕上がり状態が気になります。

レシステンシア

道悪でしたが、春のGⅠ高松宮記念で2着があり、中京1200mは対応できると思います。54kg・多頭数も慣れており、レシステンシアも弱みは、ほぼ無さそうです。
但し、5月のGⅠヴィクトリアマイルで惨敗して以来の休み明け初戦になりますので、仕上がり状態が気になります。

ジャンダルム

前走やや重のGⅢ北九州記念で大敗しましたが、休み明け初戦、道悪、ハンデ57.5kgの影響が大きかったのではないかと思います。
56kg・多頭数では全て重賞レースになりますが、1-0-1-4と善戦しています。
休み明け2走目は着順を上げてくる傾向があり、良馬場で走れそうな今回は狙い目ではないかと予想します。

カレンモエ

過去11戦し、着外が4着1回の超堅実な5歳牝馬です。
55kgで2勝しているので斤量は問題なさそうです。多頭数のGⅢ1200m戦で2着2回の実績も有り、距離・多頭数も問題なさそうです。
唯一の着外が休み明け初戦でした。今回は6月の函館スプリントS以来の休み明け初戦になりますので、唯一の不安材料になりそうです

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

ピクシーナイト
前走初めての1200m GⅢCBC賞で2着と好走しました。
それ以来の休み明け初戦になりますが、この夏スプリントで力を発揮している3歳馬の一発があるかもしれません

ボンボヤージ
良馬場・54kg以上・多頭数・1200mは2-1-0-0と条件的には申し分ない4歳牝馬です。
オープン昇級初戦の前走GⅢ北九州記念は不得手の稍重で10着に沈みましたが、良馬場で変わり身が見られるかもしれません。

ナランフレグ
良馬場・オープン・56kg・多頭数は0-2-0-4と善戦レベルですが、2着は2回ともに中京1200mで、得意のコース・距離で一発があるかもしれません。

データから死角がある馬:連勝中のクリノガウディーには重賞の壁

クリノガウディー

オープン特別を2連勝している5歳牡馬です。
中京1200mも前々走勝利しており、対応できそうです。
但し、重賞1200mは着外3回と大敗しています。直近2連勝で成長を期待したいものの、クラスの壁がありそうです。

その他の馬の適性診断&ワンポイント

シャインガーネット
良馬場の重賞レースでは、善戦はするのですが、着外5回と良いところがありません。
今回も実力馬が多く、厳しいと予想します。

レッドアンシェル
昨年のGⅢ北九州記念の勝ち馬ですが、その後着外4回と苦戦している7歳牡馬です
オープンクラス・良馬場・多頭数では着外6回と大敗が続いており、ここも苦しいと予想します。

タイセイビジョン
56kg・多頭数では、全て重賞レースですが着外3回と大敗が続いています。
前走GⅢCBC賞では33秒台の未脚で4着に善戦しましたが、今回は頭数が増えた分苦戦すると予想します。

シャンデリアムーン
良馬場・54kg・多頭数・1200mは2-0-0-1と得意としています。
前走オープン昇級初戦の特別は6着に惨敗しており、実力馬が揃ったGⅡでは厳しいと予想します。

ベストアクター
今年の2走は、ともに休み明けで大敗している7歳牡馬です。
再び休み明けになるここは年齢的に厳しいと予想します。

ャスティン
良馬場・多頭数では大敗続きの着外5回と苦戦しています。
ダート路線で活躍してきた馬ですので、芝レースでは厳しいと予想します。

メイショウチタン
良馬場・56kg・多頭数は0-1-0-3とやや苦戦しています。
1200mは着外5回と苦手にしており、ここは厳しいと予想します。

ラヴィングアンサー
中京1200mは着外3回と苦手にしてます。
また重賞では着外4回と大敗しており、休み明け初戦になるここは厳しいと予想します。

シゲルピンクルビー
前走やや重のGⅢ北九州記念で4着と好走し、1200mの適性を見せてくれました。
但し、休み明け2走目は着順を下げる傾向にあり、今回は厳しいと予想します。

展開から狙える馬:逃げ・先行に実力馬が多く、折り合えば先行実力馬が有利

逃げ・先行に実力馬が多く、ペースは速くなりそうですが、折り合いをつけるのではないかと予想します。

逃げ:シャンデリアムーン、レシステンシア
先行:カレンモエ、ジャスティン、ジャンダルム、メイショウチタン、ラウダシオン
中団:クリノガウディー、シャインガーネット、タイセイビジョン、ピクシーナイト、
   ベストアクター、ボンボヤージ、レッドアンシェル
後方:シゲルピンクルビー、ナランフレグ、ラヴィングアンサー

展開から狙える馬は、
  逃げ:レシステンシア
  先行:ジャンダルム
  中団:クリノガウディー、タイセイビジョン、ピクシーナイト
  後方:ナランフレグ、ラヴィングアンサー
の7頭が馬券圏内と予想します。

狙い馬と馬券戦略:ラウダシオンが先行抜け出しに期待

シャンデリアムーン、レシステンシアの逃げ争いの直後につけたラウダシオンが直線で抜け出し、逃げ粘るレシステンシアに後続馬が追い込み2・3着争いになると予想します。

適性・展開・タイムより、私の予想は、

◎:ラウダシオン
直近2走の太目残り感に不安はありますが、先行抜け出しの展開利に期待します。

○:レシステンシア
8番枠からの逃げになり、前半でやや力を使ってしまうかもしれませんが、逃げ粘りを期待します。

▲:ジャンダルム
好位差しの未脚はここでも上位で、一発を期待します。

△:ピクシーナイト
この夏のスプリント戦は3歳馬が強く、ここも3歳馬の活躍を期待します。

X:カレンモエ
超堅実馬。未脚比べになったときに伸び切れれば複勝圏内に突っ込めると予想します。

X:ナランフレグ
常にレース上位の未脚で走れる中京巧者の一発を期待します。

馬券は、ラウダシオンからの3連単マルチで好配当を狙いたいと思います。
 組合せ数:60通り  60通り×100円  6000円 




馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。

◎:ラウダシオン   500~512 kg
○:レシステンシア   500~510 kg
▲:ジャンダルム   500~508 kg
△:ピクシーナイト  528~538 kg
X:カレンモエ    456~466 kg
X:ナランフレグ   476~486 kg

いかかでしょうか。
セントウルステークスの馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。

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