こんにちは。
１０月１６日（日）に阪神競馬場で行われる3歳牝馬クラシック第三弾・秋華賞を予想します。ほぼ全ての馬がデータ的に大きな死角はなく、全て狙えるような印象です。
土曜夜から日曜朝まで弱い雨が降り続き、日曜昼頃より晴れるみたいで、馬場状態の判断が難しそうですが、やや重～重で予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、桜花賞・オークス共に５着と善戦したアールドヴィーヴルが最後の一冠の奪取を期待したいと思います。穴馬は、ミスフィガロとスルーセブンシーズの追込み馬２頭に期待したいと思います。
では、各馬の適性をからみていきましょう
データから狙える馬：道悪がソダシ、ユーバーレーベンの助けになりそう
ソダシ
２冠を狙う桜花賞馬です。
８月の札幌記念を逃切り、２０００ｍに目途が立ったように思います。阪神・多頭数：GⅠ２勝でコース実績もあり、５５kgも１－０－０－１とGⅠ勝しており、問題なさそうです。
休み明け２走目は、オークス着外１回のみですが、休み明け２走目のポカの不安もあります。
２０００mを超えるオークス・札幌記念共に上り時計が平凡で、直線の脚が鈍る可能性もありそうです。道悪は未経験ですが、１歳下の牝馬が不良馬場で３着と好走しており、こなせそうで、道悪での期待になりそうです。
アンドヴァラナウト
多頭数・２０００ｍ：２戦２勝、阪神：１－２－０－０、オープン（GⅡ）：１戦１勝と実績があります。唯一の不安点は、４３０kg台の小柄な牝馬に５５kgがどれくらいの負担になるかです。１歳上姉馬も４４０kg台の小柄な牝馬で５５kgで勝利しており、血統的には芯が強く、こなせる可能性が高いと予想します。道悪は、兄弟馬も好走しており、期待が持てそうです。
ユーバーレーベン
２冠を狙うオークス馬です。
５５kg：１戦１勝（オークス）、オープン・多頭数：１－１－３－１、阪神：３着１回（GⅠ）、２０００ｍ：３着１回と実績は十分ありますが、休み明け初戦は、２着・３着各１回と勝ちきれていない点が少し不安になります。道悪は、不良の新馬戦を快勝しており問題なさそうです。
その他の狙い馬の適性診断＆ワンポイント
スルーセブンシーズ
トライアルGⅢ紫苑S（多頭数・２０００ｍ）で２着となり、距離・多頭数に目途が立ったように思います。阪神は初めてになりますが、右回り：２－１－１－０と実績があり、対応できると予想します。
オークス９着が唯一の着外で、４３０kg台の牝馬には斤量５５kgが負担になるかもしれません。道悪は得意そうで、要注意な穴馬と予想します。
アールドヴィーヴル
多頭数・オープン：０－１－１－２、阪神：５着（桜花賞）、２０００ｍ：３着１回と実績があります。５５kgは、桜花賞・オークスで５着と好走しており、こなせると予想します。
休み明け２走目が桜花賞５着の１回のみですが、好走しており、２走目のポカは無さそうです。道悪は、不良の新馬戦が快勝しており、こなせると予想します。
ホウオウイクセル
多頭数：２－１－０－２、阪神：着外１回、２０００ｍ：着外１回、休み明け２走目：着外１回とデータ的には厳しい面が多いですが、重の新馬戦で３着と好走しており、道悪で期待できるのではないかと予想します。
ミスフィガロ
多頭数：２－１－２－２、阪神：０－１－０－１、２０００ｍ：２－０－１－１と実績があるトライアル紫苑Ｓ３着馬です。常にレース上位の未脚で善戦しています。ダービー馬ワグネリアンの妹で、兄同様に道悪をこなして、鋭い未脚で差し切ることも可能と予想します。
データから死角がある馬：アカイトリノムスメ、ファインルージュは道悪は苦手か
サルファーコスモス
阪神：１－０－１－０、多頭数：１戦１勝、オープン特別１戦１勝と堅実に駆けています。新馬ー未勝利と勝ち上がったように、休み明け２走目で上昇する余地がありそうです。初めての２０００ｍが不安になりますが、兄弟馬は２０００ｍ以上でも好走しており、血統的にはこなせそうです。初めての道悪は、兄弟馬も苦手にしており、難しいかもしれません
アカイトリノムスメ
桜花賞４着、オークス２着の実力馬です。
多頭数：１－１－０－２、阪神：４着１回（桜花賞）、休み明け初戦：２戦２勝と実績があります。道悪は、やや重の未勝利戦で差し切っていますが、兄弟馬のほとんどは苦手にしており、評価を下げたほうが良いと予想します。
ファインルージュ
桜花賞３着、トライアル紫苑Ｓ１着の実力馬です。
多頭数：２－１－１－１、阪神：３着１回（桜花賞）、休み明け２走目：着外１回（オークス）と、休み明け２走目のポカの心配があります。道悪は、やや重の未勝利戦で勝利していますが、兄弟馬は苦手にしており、評価を下げたほうが良いと予想します。
その他の馬の適性診断＆ワンポイント
ステラリア
阪神巧者（１－０－２－０）で、阪神２０００ｍのオープン特別を勝っています。休み明け初戦は１－０－０－１と仕上がり次第のようです。多頭数の２走が重賞で、惨敗している点が不安材料になります。１歳下の牝馬がデビュー戦の不良馬場で大敗しており、血統的に道悪も苦手と予想します。
クールキャット
多頭数・２０００ｍ：１－０－０－１（GⅡ勝ち）、休み明け２走目：１戦１勝で実績があります。過去２勝は東京コースで、右回りは着外２回と実績が無く、初めての阪神に不安があります。勝因・敗因の分かりにくい馬ですが、過去２勝は５０６k・５０４kgでした。前走５２４kgとかなり重く、絞れることが条件になるのではないかと予想します。
エイシンヒテン
阪神：１－２－０－３、多頭数：１－３－０－４、２０００ｍ：０－２－０－１、オープン：０－２－０－３と実績があります。２０００ｍで安定した競馬をしていますが、上り時計が平凡で、直線の逃げ足が鈍る可能性がありそうです。
道悪は初めてで、兄弟馬も苦手のようで、逃げ残りは難しいと予想します。
スライリー
２０００ｍ・多頭数・オープン：０－１－０－１、休み明け２走目：１－０－０－１と実績はあります。阪神は初めてになります。道悪は初めてで、兄弟馬も苦手にしているようで、は期待できそうにありません。但し、思わぬ時に連対する穴馬のようで、当日の雰囲気次第と予想します。
エンスージアズム
多頭数・オープン：０－１－０－３、阪神：１－０－０－２、休み明け２走目：着外１回と好走できる可能性は有ります。２０００ｍは着外１回です。兄弟馬はあまり活躍しておらず、２０００ｍ、道悪共に好走は期待できそうにありません。５５kgはGⅠ２戦ともに大敗しており、４１０kg台の小柄な牝馬には厳しいと予想します。
アナザーリリック
多頭数：２－０－０－１、休み明け初戦：１－１－０－０と実績があります。前走１８００ｍが最長距離で２０００ｍは初めてになります。兄弟馬も短距離向きの傾向があり、２０００ｍは長いかもしれません。道悪は重馬場のアネモネ賞を快勝しており、こなせそうです。
展開から狙える馬：中団からの差し馬が多く、道悪を利しての先行ソダシ、クールキャットが有利か
内枠を利してエイシンヒテンが逃げ、ソダシ、クールキャットが２番手グループで追走し、平均ペースで流れると思います。中団からの差し馬が多く、道悪でもあり、先行グループが有利になると予想します
逃げ：エイシンヒテン、ソダシ
先行：クールキャット、サルファーコスモス、スライリー
中団：アールドヴィーヴル、アカイトリノムスメ、アナザーリリック、アンドヴァラナウト
エンスージアズム、ミスフィガロ、ユーバーレーベン、ステラリア、
ファインルージュ
後方：スルーセブンシーズ、ホウオウイクセル
展開から狙える馬は、
逃げ：ソダシ
先行：クールキャット
中団：アールドヴィーヴル、アンドヴァラナウト、ミスフィガロ、ユーバーレーベン、
ステラリア
後方：スルーセブンシーズ
の８頭が馬券圏内と予想します
狙い馬と馬券戦略：春の雪辱、成長したアールドヴィーヴルが一冠奪取！
ソダシが逃げ粘るところに、中団からアールドヴィーヴル、ユーバーレーベン、アンドヴァラナウトが殺到し混戦模様
適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎：アールドヴィーヴル
春は善戦どまりでしたが、最後の一冠を！
○：ユーバーレーベン
オークス以来の出走でも、オークス馬の実力を見せて２着は確保！
▲：アンドヴァラナウト
トライアル１着馬。連対率１００％の堅実駆け、初めての道悪を味方に最後の一冠奪取か！
△：ソダシ
道悪を味方に逃げ粘る。
Ｘ：ミスフィガロ
道悪初めてもワグネリアンの妹馬、直線一気の差しで最後の一冠奪取できるか
ｘ：スルーセブンシーズ
大敗はオークス９着のみ。地味だが道悪での未脚は一番か
最後に馬券戦略と当日の注意事項です。
大混戦。馬券は馬連ボックスで
全馬死角が少なく、大混戦になりそうで、馬連ボックスにします
組合せ数１５通り １５通り×５００円 ７５００円
馬体重・パドックの確認は必ずしましょう！
まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
◎：アールドヴィーヴル ４３０～４５０ kg
○：ユーバーレーベン ４６０～４８０ kg
▲：アンドヴァラナウト ４３０～４４６ kg
△：ソダシ ４７０～４８４ kg
Ｘ：ミスフィガロ ４０８～４２６ kg
ｘ：スルーセブンシーズ ４３０～４５０ kg
いかかでしょうか。
秋華賞の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重＆パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。
