こんにちは。
11月28日(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(JC)を予想します。
実力馬がそろい迷いますが、私の推奨馬・狙い馬は、先週のグランアレグリアに引き続き、昨年の3冠馬コントレイルが有終の美を飾ることに期待します。2着は今年のダービー馬シャフリヤールの未脚に期待します。3着は穴狙いで復活したマカヒキ、善戦マンのサンレイポケットの突っ込みに期待したいと思います
では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう
データから狙える馬:コントレイル、シャフリヤールの未脚比べ
コントレイル
昨年の3冠馬で、昨年2着からのリピーターです。
昨年JC2着以降は、GⅠ大阪杯3着、GⅠ天皇賞(秋)2着と勝ちきれないレースが続いていますが、着外無しの実力馬です。このレースが引退レースになります。先週のマイルチャンピオンシップのグランアレグリアに続き、是非有終の美を飾ってもらいたいところです。
ブルーム
アイルランド・オブライエン厩舎所属の5歳牡馬です。
57kg:0-2-0-3、多頭数:0-1-0-1(僅差4着)、左回り:初、2400m:0-2-0-4と外国馬には珍しく、多頭数競馬にも対応できそうです。3週間前のブリダーズカップターフ2着から3週間での参戦になり、やや厳しいローテーションが不安材料ですが、外国馬ならばこの馬です。
シャフリヤール
今年のダービー馬で、前走のGⅡ神戸新聞杯が初めての着外(4着)でした。
休み明け2走目は調子を上げるタイプで、上昇が見込めます。前走の道悪競馬を除いて、良馬場では全てレース上位の未脚で入着しており、ここでも鋭い未脚での突き抜けが期待できそうです。
オーソリティ
57kg以上:1-0-0-1、多頭数・東京・2400~2500m・重賞:3戦3勝とこの条件を得意としています。休み明け2走目は仕上がり次第のようです。
唯一の不安点は、レース間隔が7週以上開けていましたが、今回は3週間にでの競馬になります。休み明け2走目も含めて、前走好走した反動・疲労が残っていないことがポイントになりそうです。
その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント
アリストテレス
57kg・重賞:2着2回、多頭数:1-3-0-1、東京:着外1回、左回り:2-0-0-1、2400m:2着1回と実績があります。休み明け2走目は休み明け初戦と同等のパフォーマンスが出せそうで、前走2着からここも期待ができそうです。
サンレイポケット
57kg:2-1-0-1、多頭数・2200m以上:着外2回、東京:0-0-1-3(僅差)、重賞・55kg以上:1-0-0-4と、多頭数を苦手にしていますが、相手なりに走る傾向があり、注意が必要な一頭です
マカヒキ
前走約5年ぶりに勝利した8歳になるダービー馬です。
57kg・多頭数・2400~2500m:2-0-0-2、東京:1-0-0-5と東京の相性は良くないですが、2400mに限っては好成績をあげています。休み明け2走目は、初戦と同様のパフォーマンスをだせそうで、前走1着からここも期待はできそうです
データから死角がある馬:GⅠ馬キセキ、ワグネリアンは厳しいか
ワグネリアン
3年前のダービー馬です。
57kg・多頭数・重賞:1-0-1-2、東京:2-0-0-2、2400m:2戦2勝と実績があります。休み明け2走目は道悪での実績になりますが、やや苦手にしているように見えます。約2年半5連敗中の6歳牡馬で、やや厳しいと予想します。
ジャパン
アイルランド・オブライエン厩舎所属の5歳牡馬です。
57kg:0-0-1-5、多頭数:0-0-1-1、左回り:初、2400m:0-1-2-2と、斤量57kgに不安があります。ブルーム同様に、3週間前のブリダーズカップターフ4着から3週間での参戦になり、やや厳しいローテーションで、武豊ジョッキーですが、ここでは厳しいと予想します。
その他の馬の適性診断&ワンポイント
ムイトオブリガード
57kg・多頭数:1-0-0-4、東京・2400~2500m:4-1-0-2、重賞:1-1-0-3と多頭数がやや苦手なようです。約2年間大敗続き6連敗中の7歳馬で、ここでは厳しいと予想します。
キセキ
57kg・多頭数・重賞・2400~2500m:着外4回、東京:0-1-2-3とこの条件では苦戦しています。休み明け2走目は、初戦と同等のパフォーマンスで走れる実績があり、前走3着から入着圏内は期待できるかもしれません。
グランドグローリー
フランス・ビエトリーニ厩舎所属の5歳牝馬です。
GⅢ2勝、GⅠ1勝している実力馬ですが、全て道悪での勝利です。良馬場では2戦し、8頭立ての6着(0.5秒差)、10頭立ての9着(1.5秒差)に敗れており、良馬場では厳しいと予想します。
ウインドジャマー
未勝利時、芝:0-2-3-6で勝ちきれず、ダート路線ヘ変更しオープンに昇級しました。未勝利ですが芝適性はありそうです。2021年のスピルバーグ産駒の距離実績は、2100~2400m:着外4回と2000mを超すと苦戦するようで、血統的に距離が長く、ここでは苦しいと予想します。
ロードマイウェイ
57kg・多頭数・オープン重賞:着外4回、東京・多頭数:着外3回、2400~2500m:着外2回と非常に厳しい結果で、ここでは厳しいと予想します。
シャドウディーヴァ
55kg・多頭数:0-0-1-3、東京・多頭数・重賞:1-2-1-2、2200m以上:着外3回と、55kgでの2400mは厳しいと予想します。
モズベッロ
56kg以上・多頭数:0-1-0-3、東京:着外1回、2400~2500m:2-1-0-3、重賞:1-1-0ー7と善戦していますが、約1年半大敗続きの6連敗中の5歳牡馬です。早熟タイプのようでここでは厳しいと予想します。
ユーバーレーベン
今年のオークス馬です。
54kg・多頭数:0-1-3-1、東京:1-0-1-1、2400m:1戦1勝と斤量(53kg)に恵まれた3歳実力牝馬です。休み明け2走目は、初戦と同程度のパフォーマンスのようで、前走13着と大敗しているここは、大幅な変わり身は厳しいと予想します。
ユーキャンスマイル
57kg・多頭数:1-0-1-2、東京・多頭数:着外4回、2400~2500m:着外3回と苦戦しています。約1年半大敗続きの7連敗中の6歳牡馬で、ここでは厳しいと予想します
展開から狙える馬:オーソリティの先行抜け出しに、コントレイル、シャフリヤールの差し争い
典型的な逃げ馬がおらず、キセキが逃げ、ウインドジャマー、オーソリティ、アリストテレスが先行し、平均ペースで流れると予想します。直線では、逃げ残るキセキに、オーソリティ、アリストテレスの先行勢、コントレイル、シャフリヤール、マカヒキの差し馬が強襲し接戦になると予想します
逃げ:キセキ
先行:ウインドジャマー、ジャパン、アリストテレス、オーソリティ
中団:ブルーム、シャドウディーヴァ、ワグネリアン、コントレイル、
シャフリヤール、マカヒキ、ユーバーレーベン、サンレイポケット、
ムイトオブリガード
後方:グランドグローリー、モズベッロ、ユーキャンスマイル、ロードマイウエイ
展開・未脚から狙える馬は、
逃げ:(なし)
先行:オーソリティ
中団:シャフリヤール、ムイトオブリガード、サンレイポケット、
ユーバーレーベン、コントレイル、マカヒキ
後方:ユーキャンスマイル、ロードマイウエイ
の9頭が馬券圏内と予想します
狙い馬と馬券戦略:コントレイルが有終の美を飾る!3着は穴馬サンレイポケット、マカヒキに期待
コントレイル、シャフリヤールとの差し争いにオーソリティ、アリストテレスの2番手グループの3着争いか
適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:コントレイル
今年は未勝利も昨年の3冠馬。引退レースで有終の美を!
○:シャフリヤール
今年のダービー馬。未脚一番でコントレイルとの一騎打ちに!
▲:オーソリティ
東京2400mでは侮れない。ルメールマジックで一発も!
△:アリストテレス
春は不調もリフレッシュ効果で復活。昨年同様にコントレイルに肉薄できるか!
X:サンレイポケット
勝つのは難しいが、レース上位の未脚で3着に突っ込むか!
X:マカヒキ
前走5年ぶりに復活星のダービー馬!東京2400mは得意で一発も!
X:ブルーム
外国馬ならばと押さえで一票!
最後に馬券戦略と当日の注意事項です
コントレイル、シャフリヤールの2頭から3連複流し馬券で
コントレイル、シャフリヤールの軸2頭から、5頭への流し馬券で
組合せ数5通り 5通り×1000円 5000円
馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!
まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
◎:コントレイル 456~470 kg
○:シャフリヤール 444~460 kg
▲:オーソリティ 510~520 kg
△:アリストテレス 466~476 kg
X:サンレイポケット 470~484 kg
X:マカヒキ 498~510 kg
X:ブルーム ーーーーーーー
いかかでしょうか。
ジャパンカップの馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。