こんにちは。
4月17日(日)に中山競馬場で行われるGⅠ皐月賞を予想します。
土曜日の天気も良く、良馬場に回復しそうですが、実力伯仲で混戦模様のように思います。
実力馬が多く目移りしますが、私の推奨馬・狙い馬は、距離・中山適性を考え、好位のポジションから先行抜け出しが魅力のアスクビクターモアを本命にします。
実力馬の多くに距離の壁がありそうな気がします。次走がダービーかNHKマイルなのか。。。
では、各馬の適性からみていきましょう
全馬57kgは初めてになります。
データから狙える馬:大混戦!ほぼ全ての馬が狙い目!
ダノンベルーガ
多頭数:初、中山・右回り:初、2000m:1戦1勝、重賞:1戦1勝、休み明け2走目:初です。
2戦2勝で、常にレース上位の未脚が使えており、前走GⅢ共同通信杯を差し切り快勝しています。
中団やや後ろの位置から差す競馬をしており、初めての多頭数、初めての右回り・中山コースを克服できれば、GⅠ制覇も可能と予想します。
アスクビクターモア
多頭数:初、中山:3戦3勝、2000m:2戦2勝、リステッド・重賞:1-0-1-0です。
常にレース上位の未脚で先行抜け出しし上位入着していますが、前走GⅡ弥生賞制覇していますが。レース上位の未脚が使えてはいない点が少し不安です。
初めての多頭数競馬になりますが、先行抜け出しの競馬をしており、2枠からのスタートダッシュで先行できれば、影響は少なく、得意の中山コースで、GⅠ制覇の可能性が高いと予想します。
ドウデュース
多頭数:1戦1勝、中山・2000m:2着1回、リステッド・重賞:2-1-0-0、休み明け2戦目:初です。
常にレース上位の未脚を使い、連対率100%の堅実馬です。暮れのGⅠ朝日杯を制し、休み明け初戦のGⅡ弥生賞で初めての2000mでクビ差の2着になり、初敗戦となりました。レース上位の未脚は使えていましたが、過去3走よりも少し切れが鈍っているように思いました。
休み明け2走目は初めてになりますが、新馬・特別戦と連勝しており、2走目の反動の心配はなさそうです。
距離がやや長い気もしますが、レース上位の未脚で馬券圏内には来ると予想します。
イクイノックス
多頭数:1戦1勝、中山・右回り:初、2000m:初、重賞:1戦1勝、休み明け初戦:1戦1勝です。
新馬・GⅢを連勝し、約半年ぶりのレースになります。過去2戦は左回りの東京1800mで、中団からレース上位の未脚で差し切り快勝しています。
2000mは初めてになりますが、異父姉兄も2000m以下で活躍しており、距離はぎりぎりのように思います。
初めての中山・2000mを克服できれば、最長ローテーションでのGⅠ制覇も可能と予想します。
その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント
キラーアビリティ
多頭数・中山:1戦1勝、2000m:2戦2勝、リステッド・重賞:1-1-0-0、休み明け初戦:初です。
常にレース上位の未脚で先行抜け出しで上位入着していますが、前走GⅠホープフルS制覇しましたが、レース上位の未脚ではなく、少し不安があります。
休み明け初戦は初めてになります。新馬戦で5着に敗退しており、休み明け初戦は苦手の可能性もあり、仕上がり次第になりそうです。
ジャスティンロック
多頭数:初、中山:着外1回、2000m:1-1-0-1、重賞:1-0-0-1、休み明け2走目:初です。
後方から常にレース上位の未脚で上位入着しています。前走GⅡ弥生賞は休み明け初戦のためか4着に敗退しています。新馬戦2着で、2走目の未勝利戦で勝ち上がっており、使ってよくなるタイプのように思います。
初めての多頭数競馬で、後方から馬群をさばければ、一発の可能性があると予想します。
ダンテスヴュー
多頭数:2着1回、中山・右回り:初、2000m:1-1-0-0、重賞:0-1-0-1、休み明け初戦:2着1回です。
中団やや後方から常にレース上位の未脚で上位入着しています。前走GⅢきさらぎ賞はハナ差の2着、新馬戦2着と休み明け初戦は、若干割り引く必要がありそうです。
多頭数、2000mも対応できそうで、初めての右回りを克服できれば、一発の可能性があると予想します。
ジャスティンパレス
多頭数・中山・重賞:2着1回、2000m:2-1-0-0、休み明け初戦:初です。
新馬・特別2連勝し、GⅠホープフルSで4番人気2着の実力馬です。ホープフルS以来の休み明け初戦になりますが、新馬戦を快勝しており、先行抜け出しの競馬が安定しており、好位につけることができれば、一発の可能性があると予想します。
オニャンコポン
多頭数・重賞:1-0-0-1、中山:2-0-0-1、2000m:3-0-0-1です。
新馬・特別2連勝し、GⅠホープフルSで6番人気と穴人気を集めていましたが、11着に大敗しました。1月のGⅢ京成杯は、人気を落としましたが、鮮やかにレース上位の未脚で差し切り、重賞初制覇をしました。
GⅢ京成杯以来の休み明け初戦になりますが、常にレース上位の未脚を使えており、展開次第では、一発の可能性があると予想します。
ビーアストニッシド
多頭数:0-0-1-1、中山:1戦1勝、2000m:2着1回、リステッド・重賞:1-1-1-1です。
10月のデビュー後、コンスタントに出走し、6戦全て掲示板に載る堅実馬です。前走GⅡスプリングSを逃切り重賞初制覇しました。
相手なりに走るタイプのようで、常に穴人気で逃げ粘り、上位に入着しており、ここも展開次第では、逃げ残りが期待できそうです。
ジオグリフ
多頭数:着外1回、中山:初(右回り:1-0-0-1)、2000m:初(1800m:2-1-0-0)、重賞:1-1-0-1です。
常にレース上位の未脚で中団から差して上位入着しています。唯一の着外がGⅠホープフルS5着ですが、レース上位の未脚を使えており、展開次第では更に上位になったかもしれないです。
初めての2000mになりますが、異父兄姉は2000m以上での実績もあり、展開次第では、一発の可能性があると予想します。
デシエルト
ダート1800mのデビュー、1勝クラスを連勝し、トライアル若葉ステークスで初芝を逃切り3戦3勝で出走してきた昇り馬です。
前走初めての芝レースもレース上位の未脚で逃切り、すんなり先行できた時は一発の可能性が期待できます。
データから死角がある馬:泣く泣く外した馬ばかり。
適性診断&ワンポイント
トーセンヴァンノ
55kg以上:着外7回、多頭数:着外5回、中山:着外3回、2000m:着外2回、リステッド・重賞:1-0-1-7です。
昨年6月に札幌でデビューし、9月までの函館・札幌競馬では活躍しましたが、11月の東京戦以降はリステッド・重賞レースで大敗続きの6連敗中です。早熟タイプのようで、ここでは厳しいと予想します。
グランドライン
多頭数:0-0-1-4、中山・2000m:0-1-1-1、リステッド・重賞:0-1-0-3、休み明け2走目:初です。
連対2回は小頭数の競馬で、多頭数の競馬は苦手のようです。リステッド競走で2着になったことは有りますが、多頭数のGⅠレースではクラスの壁が大きそうで、ここでは苦しいと予想します。
ボーンディスウェイ
多頭数:1-1-1-1、中山・2000m:2-0-1-1、リステッド・重賞:0-0-1-1、休み明け2走目:着外1回です。
唯一の着外がGⅠホープフルS5着で、中山2000mは得意の距離・コースです。
休み明け2走目は、GⅠホープフルS5着の1回のみですが、新馬戦2着後の未勝利戦で3着になっており、休み明け2戦目は反動が出て順位を下げる傾向にありそうで、ここも前走GⅡ弥生賞3着から順位を下げる可能性が高いと予想します。
サトノヘリオス
多頭数:着外2回、中山:0-0-1-1、2000m:2-0-0-1、重賞:0-0-1-1、休み明け2走目:着外1回です
暮れのGⅠホープフルSでは3番人気と期待されていましたが、13着と大敗しました。休み明け初戦の前走GⅡスプリングSは3着と復調の気配を見せているように思います。
新馬戦、ホープフルSと多頭数競馬が苦手な傾向があります。また、休み明け2走目も反動が出やすいタイプにも思え、今回は厳しいと予想します。
ラーグルフ
多頭数:3着1回、中山・2000m・リステッド・重賞:1-0-1-1、休み明け2走目:初です。
暮れのGⅠホープフルSで8番人気ながら、まくりが嵌って3着に好走しました。休み明け初戦のGⅡ弥生賞は馬体減が響いたのか11着に大敗しています。レース上位の未脚を使えたことがなく、ここでは差し切れない可能性が高いように思います。
丸田ジョッキーの芝中長距離での成績もあまりよくなく、ここでは苦しいと予想します。
マテンロウレオ
多頭数:着外1回、中山:着外2回、2000m:2-0-0-2、重賞:1-0-0-2です。
デビュー2戦目でGⅠホープフルS6着と健闘し、GⅢきさらぎ賞を制しましたが、GⅡ弥生賞では10着に大敗しています。前走GⅡ弥生賞を除き常にレース上位の未脚を使えていますが、中山の2走がともに直線の伸びを欠いているようで、中山コースが苦手ではないかと思います
展開から狙える馬:逃げ・先行馬と有力差し馬でゴール前は大激戦
内枠からグランドライン、ボーンディスウェイが逃げるところに、外からデシエルトが追いかけ、平均より速いペースになり、アスクビクターモア、キラーアビリティが内枠を利して好位のポジションにつけ、有力馬が中団から後ろに位置する流れになると予想します。
直線では、逃げなばるボーンディスウェイ、デシエルトに好位からジオグリフ、キラーアビリティ、アスクビクターモアが差してくるところに、中団待機のイクイノックス、ドウデュース、ジャスティンロックが強襲し大混戦になると予想します。
逃げ:グランドライン、ボーンディスウェイ、デシエルト
先行:アスクビクターモア、キラーアビリティ、ビーアストニッシド、ジオグリフ
中団:ダノンベルーガ、ジャスティンロック、オニャンコポン、ダンテスヴュー、
ジャスティンパレス、サトノヘリオス、ドウデュース、ラーグルフ、
イクイノックス、マテンロウレオ
後方:トーセンヴァンノ
展開・未脚から狙える馬は、
逃げ:ボーンディスウェイ、デシエルト
先行:ジオグリフ、キラーアビリティ、アスクビクターモア
中団:イクイノックス、ドウデュース、ジャスティンロック
後方:(無し)
の8頭が馬券圏内と予想します
狙い馬と馬券戦略:中山得意な堅実馬アスクビクターモアの先行抜け出しに期待!
展開・実績・未脚がそろっているアスクビクターモアがGⅠ初制覇へ!
適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:アスクビクターモア
得意の中山2000mで、先行抜け出し!
○:ジオグリフ
初の中山克服し、2000mで素質開花へ!
▲:ドウデュース
豪脚発揮し、GⅠ制覇へ!
△:ダンテスヴュー
初の中山克服すれば未脚炸裂!
X:ジャスティンロック
休み明けを使って上昇!
最後に馬券戦略と当日の注意事項です
上位混戦、馬連・ワイドボックスで
実力伯仲しており、狙い馬以外にも実力馬が多く、馬連・ワイドボックスで勝ちに行きたいと思います
組合せ数:各10通り 馬連ボックス 10通り×300円 3000円
ワイドボックス 10通り×500円 5000円
馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!
まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
◎:アスクビクターモア 468~484kg
○:ジオグリフ 490~502kg
▲:ドウデュース 494~508kg
△:ダンテスヴュー 452~468kg
X:ジャスティンロック 484~500kg
いかかでしょうか。
GⅠ皐月賞の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。