こんにちは。
2月27日(日)に中山競馬場で行われるGⅡ中山記念を予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、本命はアドマイヤハダルにします。但し上位拮抗しており、ダノンザキッド、コントラチェック、マルターズディオサの4つ巴と思います。3着は相性の良い古馬ウインイクシード・ヒュミドールが意地を見せて高配当を期待しています。
では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう
データから狙える馬:4歳牡馬ダノンザキッド&アドマイヤハダルの一騎打ち、恵量牝馬コントラチェック&マルターズディオサが挑む
マルターズディオサ
54kg・多頭数:1-3-1-0、中山:1-0-0-1、1800m:3着1回、重賞:1-2-1-4です。斤量に敏感なようで、全ての着外は距離・頭数に関わらず55kg以上背負っている時です。GⅡ阪神カップではインディチャンプに先着し2着の実績もあり、待望の54kgでの出走で一発の可能性がありそうです。
アドマイヤハダル
55kg:1-1-0-2、多頭数:0-1-0-2、中山:着外1回、1800m:着外2回、重賞:着外1回です。重賞は皐月賞(稍重4着)、ダービー(14着)の2回のみです。リステッド競走勝ちもある皐月賞上位馬なので、クラスの壁は無さそうに思います。中山コースは休み明け初戦で5着のみで苦手では無いようです。1800mもやや重の新馬戦を勝っており適応できそうです。
コントラチェック
54kg:4戦4勝、多頭数・中山:1-1-0-1、1800m:2-0-0-1、重賞:2-1-0-6、休み明け初戦:1-1-0-2です。マルターズディオサ同様に54kg迄しか好走できていませんでしたが、2走前GⅢオータムHで55.5kgで逃げ粘り大穴をあけました。今回は待望の54kg、得意の中山1800mで仕上がり次第では一発がありそうです。
ダノンザキッド
55kg・重賞:2戦2勝、多頭数:1-0-1-1、中山:1-0-1-0、1800m:1戦1勝、休み明け初戦:1-0-1-1です。やや重の皐月賞で15着と大敗している以外は4着以内に堅実に駆けており、常にレース上位の未脚を使える2歳チャンピオンが復活する可能性が高いと予想します。
その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント
ガロアクリーク
56kg・中山・1800m:1-0-2-1、多頭数・重賞:0-0-1-4、休み明け初戦:3着1回です。多頭数の重賞では苦戦していますが、中山1800mは得意で、3歳時にはGⅡスプリングSを快勝しています。8カ月振りの実戦になりますが、仕上がり次第では、一発の可能性がありそうです。
ヒュミドール
56kg・多頭数・重賞:着外3回、中山:着外1回(僅差)、1800m:1-0-0-1、休み明け初戦:1-0-0-1です。人気薄で好走することが多く厄介な穴馬ですが、1800mでは僅差の勝負をしており、休み明けの仕上がり次第では、一発の可能性がありそうです。
ウインイクシード
56kg・多頭数・中山:0-1-2-2、中山1800m:1-1-1-1、重賞:0-1-2-2です。昨年夏の休み明け2着と好走してからは大敗続きの3連敗中の8歳牡馬ですが、得意の中山1800mで一発の可能性がありそうです。
データから死角がある馬:カラテ好調も1ハロン長い
カラテ
56kg・多頭数・重賞:1-1-0-1、中山:1-0-0-4、1800m:着外4回です。2000mの未勝利戦を勝っていますが、1800m以上で馬券に絡んでいるのはこの1回のみで、やはり本質的には1600mまでの馬ではないかと思い、ここでは入着までと予想します。
その他の馬の適性診断&ワンポイント
ソッサスプレイ
56kg・多頭数・中山:0-0-1-3、1800m:0-0-2-3、重賞:着外3回です。船橋から中央入りし、障害着外3回で芝レースに挑戦してきました。リステッド競走では人気薄で3着につっこんできた回以外は大苦戦しており、やはり芝重賞では荷が重く苦戦すると予想します。
トーラスジェミニ
56kg:1-0-0-3、多頭数・中山:3-0-0-2、1800m:1-0-0-4、重賞:着外10回です。中山コースは得意でリステッド競走で勝利していますが、重賞レースになると大苦戦しています。昨年8月以降は4戦して大苦戦しており、ここでは苦しいと予想します。
パンサラッサ
56kg:1-0-0-2、多頭数・重賞:1-0-0-3、中山:着外3回、1800m:着外1です。2走前のGⅢ福島記念で逃げ切り初重賞制覇しましたが、福島コースの適性があったためではないかと思います。今回の中山コースはGⅠ・GⅡ戦ですが完敗しており、苦手なようでここでは苦しいと予想します。
レッドサイオン
56kg・多頭数:1-0-1-3、中山:1-0-0-2、1800m:2-0-0-2、リステッド・重賞:着外7回、休み明け2走目:1-0-1-2です。2年間大敗7連敗中の6歳セン馬で、リステッド競走でも苦戦が続いており、クラスの壁が大きく、ここでは苦しいと予想します
ゴーフォザサミット
56kg・中山・重賞:着外4回、多頭数・重賞:1-0-0-5、1800m:着外6回、休み明け初戦:着外2回です。去勢手術明け初戦になる7歳馬です。4年前のダービーから12連敗中で馬券に全く絡めておらず、中山コースも苦手なようで、約10カ月ぶりのレースになる今回も苦しいと予想します。
ルフトシュトローム
56kg・多頭数・重賞:1-0-0-3、中山:2-0-0-2、1800m:初(1600m:2-0-0-5)、休み明け初戦:着外3回です。デビュー3連勝でGⅡニュージーランドTを勝利し、GⅠNHKマイルカップ5着と3歳春までは好調でしたが、3歳秋復帰後は大敗続きの5連敗中で、典型的な早熟タイプのようで、ここでは厳しいと予想します。
ワールドリバイバル
55kg:着外2回、多頭数:0-0-1-2、中山:着外1回、1800m:着外1回、重賞:着外2回、休み明け初戦:1-0-0-1です。3歳戦では2回の大穴馬券に貢献していますが、古馬GⅡ戦ではクラスの壁が大きく、ここでは厳しいと予想します。
ワールドウインズ
56kg・多頭数:着外4回、中山:初(右回り:2-2-0-5)、1800m:1-1-0-1、重賞:着外2回です。1年前にリステッド競走を快勝してから大敗続きの6連敗中の5歳セン馬で、ここでも苦しいと予想します。
展開から狙える馬:やや早い展開になり、強力先行馬と差し馬にもチャンスあり
内枠から、トーラスジェミニとソッサスプレイが先行争いとなり、そこに中・外枠に回った各先行馬が追走しペースがやや早くなると予想します。直線では先行馬からコントラチェック、アドマイヤハダル、ウインイクシードの抜け出しに、ダノンザキッド、マルターズディオサの差しとの争いになると予想します
逃げ:トーラスジェミニ、
先行:パンサラッサ、コントラチェック、ワールドリバイバル、アドマイヤハダル、
ソッサスプレイ、ウインイクシード、ワールドウインズ
中団:カラテ、レッドサイオン、ゴーフォザサミット、ガロアクリーク、ダノンザキッド、
ヒュミドール、マルターズディオサ
後方:ルフトシュトローム
展開・未脚から狙える馬は、
逃げ:(無し)
先行:ウインイクシード、ワールドウインズ、コントラチェック
ワールドリバイバル、パンサラッサ
中団:カラテ、レッドサイオン、ゴーフォザサミット、ヒュミドール、
マルターズディオサ
後方:(無し)
の9頭が馬券圏内と予想します。
狙い馬と馬券戦略:4歳牡馬VS牝馬2頭に穴牡馬2頭
アドマイヤハダルの重賞初制覇に挑む実力馬
適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:アドマイヤハダル
2000m迄ならばトップホース。重賞初制覇へ!
○:コントラチェック
斤量に敏感な実力牝馬。54kgで一発も
▲:ダノンザキッド
2歳チャンピオンが復活!
△:マルターズディオサ
斤量に敏感な実力牝馬。コントラチェックと共に!
X:ウインイクシード
得意な中山1800mで一発も
X:ヒュミドール
1800mなら差はなし!
最後に馬券戦略と当日の注意事項です
上位拮抗!馬連ボックスをメインに、4歳牡馬2頭からの流しで!
上位拮抗の可能性と4歳牡馬2頭の実力が抜けているか。。。
馬券は、上位拮抗の馬連ボックスと上位の2頭からの3連複流しで!
馬連ボックス: 15通り 500円×15通り 7500円
3連複2頭流し 5通り 300円× 5通り 1500円
馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!
まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
アドマイヤハダル 484~492kg
コントラチェック 466~482kg
ダノンザキッド 506~530kg
マルターズディオサ 446~456kg
ウインイクシード 486~494kg
ヒュミドール 462~470kg
いかかでしょうか。
GⅡ中山記念の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします