安田記念:シュネルマイスターの底力に期待!

中央競馬

こんにちは。

6月5日(日)に東京競馬場で行われる安田記念を予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、シュネルマイスターの底力に期待します。斤量有利な3歳馬セリフォスを2番手に、58kgを克服したときのイルーシヴパンサーの未脚を3番手として推奨します。大穴はダートチャンピオン・カフェファラオの一発です

では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう

データから狙える馬:実績文句なし シュネルマイスター!

イルーシヴパンサー

4連勝でGⅢ東京新聞杯を差し切った昇り馬です。
芝良馬場では4-1-0-0とパーフェクト連対の堅実馬で、常にレース上位の未脚を使えています。
東京・多頭数・1600mの実績も有ります。唯一の不安が、初めての58kgになります。差し届かずの可能性もありそうですが、58kgを克服すれば、レース上位の未脚で首位争いではないかと予想します。

シュネルマイスター

3月にドバイ遠征し、ドバイターフ(芝1800m)で8着に惨敗した後の、帰国第一戦になります。
昨年3歳時に、GⅠNHKマイルカップを勝ち、安田記念3着、マイルチャンピオンシップ2着とマイルではトップクラスの実力馬です。
前走ドバイターフを除いて着外無しで、常にレース上位の未脚を使えている堅実馬です。
初めての58kgになりますが、57kgでNHKマイルカップを差し切っており、480kg台の馬格ですが、こなせるのではないかと予想します

セリフォス

前走、休み明けでGⅠ:NHKマイルカップ4着に惜敗した3歳馬です。
前走以外は全て3着以内の堅実馬で、フィーチュリティステークス2着などマイル戦は得意なようです。3歳牡馬で斤量も54kgと恵まれた感があり、休み明け2走目で、一発の可能性がありそうです

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

カフェファラオ
フェブラリーステークス2連覇を達成したダートの実力馬です。
芝レースは、昨年のGⅢ函館記念(2000m)9着のみです。中団待機から直線伸びず、順位を下げています。ダートでも1800mを超すと大敗するレースもあり、距離が敗因の可能性もあります。
休み明け初戦は、ダートでは走っており問題なさそうです。
2021年以降の父:American Pharoahの産駒芝実績は2-2-0-17と複勝率26%あり、芝適性もありそうで、得意の1600mで一発があるかもしれません。

ロータスランド
前走、重馬場の高松宮記念で2着に差してきた実力馬です。
56kg:1戦1勝、多頭数・1600m・重賞:1-0-0-3、東京:着外1回(左回り:1-1-0-1)、休み明け初戦:1-2-0-1です。
今年の2走で短距離適性を証明していますが、昨年までは1600~1800mで好走しており、展開次第では、ここでも好勝負できると予想します。

ファインルージュ
前走GⅠヴィクトリアマイル2着の実力馬です。
56kg:初(55kg・多頭数:0-3-1-1)、東京:0-2-0-1、1600m・重賞:1-2-0-1、休み明け2走目:0-1-0-1です。
着外はオークス11着の1回のみの堅実馬です。初めての56kgになりますが、500kgを超える馬格があり、こなせそうで、展開次第では上位に入着すると予想します。

ソングライン
56kg:初(55kg:1-1-0-2)、多頭数・1600m・東京・重賞:1-1-0-1、休み明け2走目:1-1-0-1です。
前走GⅠヴィクトリアマイルは、得意の東京1600mということもあり2番人気になりましたが、伸びを欠き0.3秒差の5着に惜敗しました。
桜花賞15着後のNHKマイルカップ2着、富士ステークス勝利後の阪神カップ15着と、時々大敗しており、ムラッ気があるかもしれません。

ソウルフラッシュ
1600m戦を4連勝し、GⅡマイラーズカップを制した昇り馬です。
58kg:初(56kg:1-0-0-2)、多頭数:1-0-0-1、東京:着外1回(左回り:2-0-0-3)、1600m:1戦1勝です。
道悪の1600m戦を3連勝していますが、良馬場でもレース上位の未脚を使えており、ここも一発の可能性がありそうです

データから死角がある馬:本質的にはスプリンターのレシステンシア

レシステンシア

前走、GⅠヴィクトリアマイルを先行粘り込みで3着になっています。
56kg:初(55kg:0-3-1-1)、多頭数・1600m・重賞:1-1-2-2、東京:0-1-1-1です。
2歳時にGⅠジュブナイルステークスを勝ち、3歳時に桜花賞・NHKマイルカップ2着とマイルの実績は有りますが、古馬混合後は、0-0-1-2とやや苦戦しており、本質的にはスプリンターではないかと思います。

その他の馬の適性診断&ワンポイント

ヴァンドギャルド
ドバイへ遠征し、GⅠドバイターフ(芝1800m)で3着になった後の帰国第一戦になります。
58kg:初、57kg・1600mm・重賞:着外4回、多頭数・1600m:着外4回、東京:1-0-1-3です。
休み明け初戦は2-0-2-3と仕上がり次第のようですが、重賞・多頭数・1600mでは苦しいと予想します

ダノンザキッド
ホープフルステークス勝ちのGⅠ馬です。
58kg:初(56kg:3着2回)、多頭数・重賞:1-0-1-2、東京・重賞:1-0-0-1、1600m・重賞:0-0-1-1、休み明け初戦:1-0-1-2です。
2歳時には3連勝を飾りましたが、4歳になった今年は、中山記念7着、上り時計も37秒超えで大敗しています。切れが無くなっており、早熟タイプかもしれません。

ホウオウアマゾン
58kg:初(57kg・東京:着外2回)、多頭数・1600m・重賞:着外4回、休み明け2走目:0-1-0-1です。
前走マイラーズカップで2着に粘り込みましたが、多頭数・1600m・重賞では苦戦しています。
また、500kgを超える馬格がありますが、57kgで伸びを欠いており、は詰めての58kgも堪えるのではないかと予想します。

カラテ
58kg:着外1回、多頭数・57kg以上:0-0-1-4、多頭数・東京・1600m・重賞:1-0-1-1です。
530kgを超える馬格が有りますが、57kgでは伸びを欠く競馬が続いており、斤量に敏感なタイプのようです。東京1600mは得意なコースですが、58kgのGⅠ戦では厳しいと予想します。

エアロロノア
58kg:初(57kg:1戦1勝)、多頭数・1600m:1-0-0-3、東京:初(左回り:1-0-1-2)、重賞:着外2回です。
リステッド競走での勝利は有りますが、重賞になると善戦止まりで、ややクラスの壁があるようで、ここでは厳しいと予想します。

カテドラル
58kg:着外2回、57kg以上・多頭数・1600m・重賞:0-0-1-4です。
昨年秋にGⅢオータムハンデキャップを勝ちましたが、その後1600mの重賞レースで3連敗大敗中です。敗因は、太目残りか年齢的な衰えのいずれかと推測しています。
馬体重とパドックでの出来チェックがカギになりそうです。

ダイアトニック
58kg:1戦1勝、57kg以上・多頭数・1600m・重賞:0-1-0-2、東京:0-1-0-1、休み明け初戦:3-0-0-2です。
デビューから5歳春までは、1400~1600m戦が中心でしたが、その後は1200m~1400m戦になっていました。
年齢とともに、休み明け初戦、斤量に敏感になっているようにも見え、ここでは厳しいと予想します。

サリオス
58kg:着外1回、多頭数・1600m・重賞:1-0-0-3、東京:2-1-0-1、休み明け初戦:2-0-0-1です。
フィーチュリティステークス1着、皐月賞・ダービー2着の実績が有りますが、古馬になってからは、0-0-1-5(道悪含む)と精彩を欠いており、早熟タイプと思われます。

ナランフレグ
58kg:初(56kg:0-3-1-7)、多頭数・重賞:0-1-2-2、東京:着外1回、1600m:初(1400m:着外4回)、休み明け初戦:1-1-0-1です。
前走、高松宮記念を最後方から差し切り優勝し大穴を開けましたが、1400mでは着外4回と大敗しており、更に距離が延びるここでは厳しいと予想します。

展開から狙える馬:レシステンシアの先行粘り込みとシュネルマイスターの差しの争いか?!

ホウオウアマゾンが逃げ、ロータスランド、レシステンシアが2・3番手に付け、ゆったりした流れになるのではないかと予想します。有力馬が中団でけん制し、先行有利な直線勝負の展開になると予想します

逃げ:ホウオウアマゾン、ロータスランド
先行:レシステンシア
中団:カフェファラオ、ヴァンドギャルド、セリフォス、シュネルマイスター、
   サリオス、ファインルージュ、カラテ、ソングライン、ダノンザキッド、
   エアロロノア、ダイアトニック、ソウルフラッシュ
後方:ナランフレグ、イルーシヴパンサー、カテドラル

展開・未脚から狙える馬は、
  逃げ:(無し)
  先行:レシステンシア
  中団:セリフォス、シュネルマイスター、サリオス、ファインルージュ、
     カラテ、ソングライン、
  後方:イルーシヴパンサー、カテドラル
の9頭が馬券圏内と予想します

狙い馬と馬券戦略:実績上位のシュネルマイスターを本命に。相手は手広くマイル巧者へ

実績を信じて本命シュネルマイスター!対抗は斤量有利な3歳馬セリフォス!

適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:シュネルマイスター
マイルでは堅実!
○:セリフォス
今年の3歳馬の実力チェック!
▲:イルーシヴパンサー
58kg克服すれば未脚は一番!
△:ソウルフラッシュ
良馬場でもレース上位の未脚で一発を!
X:ファインルージュ
堅実牝馬。得意のマイルで一発も!
X:カフェファラオ
ダートの未脚は芝でも通用。マイルなら一発も!

想定馬体重をオーバーしたときの狙い馬の補充として、2頭を注意馬とします。
注1:ソングライン
ムラ駆けが良い方にでれば一発も
注2:ロータスランド
展開が嵌れば大駆けも

最後に馬券戦略と当日の注意事項です

シュネルマイスターから3連複流し馬券に

シュネルマイスターから狙い馬5頭への3連複流し馬券にします
  組合せ数10通り  10通り×500円  5000円 

馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。

◎:シュネルマイスター  474~488kg
○:セリフォス      482~498kg
▲:イルーシヴパンサー  466~484kg
△:ソウルフラッシュ   494~504kg
X:ファインルージュ   494~510kg
X:カフェファラオ    512~526kg
注1:ソングライン    480~492kg
注2:ロータスランド   468~484kg

いかかでしょうか。
安田記念の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。

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