こんにちは。
5月1日(日)に阪神競馬場で行われるGⅠ天皇賞(春)を予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、ディープボンドのGⅠ初制覇を期待します。相手はシルヴァーソニック、ハヤヤッコの2頭に期待したいと思います。
では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう
データから狙える馬:昨年2着ディープボンドの雪辱!
タイトルホルダー
58kg:初(57kg:1-0-0-1)、多頭数:2-0-0-4、阪神:1戦1勝、3000m以上:1戦1勝、重賞:1-0-0-4、休み明け2走目:1戦1勝です。
昨年の菊花賞馬で前走GⅡ日経賞を逃切っています。休み明け2走目もパフォーマンスを上げる傾向にあり期待できそうです。
但し、逃げれなかったときは、馬券圏外に沈んでおり、16番ゲートから逃げの手が打てるかどうかがカギになりそうです。
シルヴァーソニック
58kg:初(57kg:0-0-2-2)、多頭数:1-1-2-1、阪神:2-0-2-1、3000m以上:3着4回、重賞:3着2回、休み明け2走目:2-0-2-0です。
相手なりに走るタイプのようで、常に上位に入着しています。3000m以上の重賞でも3着2回と堅実に駆けています。
休み明け2走目でパフォーマンスを上げる傾向にあり、前走3着から一発の可能性がありそうです。
ディープボンド
58kg・重賞:1-1-0-0、多頭数:0-2-0-4、阪神:1-2-0-0、3000m以上:1-1-0-1、休み明け2走目:0-1-0-1です。
昨年の2着馬です。前走阪神大賞典を快勝しています。休み明け2走目は初戦と同等のパフォーマンスが出せそうで、ここも首位争いが期待できそうです。
その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント
ヒートオンビート
58kg:初(56kg:2-2-1-3)、多頭数・阪神:0-2-0-2、2600m:2着1回、重賞:0-2-1-1、休み明け2走目:1-2-0-0です。
オープン昇級後は、レース上位の未脚は使えていませんが、相手なりに走るタイプのようで、上位に入着しています。480kg台の馬格がありますが、初めての58kgと距離が鍵になりそうです。
キングカメハメハの過去1年の産駒実績で、何頭か3000m超えのレースで入着実績が有り、一発があるかもしれません。
マイネルファンロン
58kg:初(57kg:1-1-0-2)、多頭数・重賞:1-1-0-6、阪神:初(右回り:2-4-2-7)、3000m以上:初(2200m:1-1-0-0)、休み明け初戦:1-2-0-2です。
初めての長距離レースへの参戦になります。ステイゴールド産駒の7歳牡馬で、2600mの条件レースを快勝している全兄や半妹に2400mオークス制覇のユーバーレーベン(父:ゴールドシップ)がおり、天皇賞(春)に魅力のある血統です。
ハヤヤッコ
芝良馬場は2歳時の1-0-0-1のみです。前走やや重のGⅡ日経賞(2500m)に出走し、中団からレース上位の未脚で5着に善戦しており、芝の中距離はこなせそうです。
キングカメハメハ産駒でヒートオンビート同様に一発があるかもしれません。
データから死角がある馬:アイアンバローズ、マカオンドールともに多頭数克服が鍵
アイアンバローズ
58kg:初(57kg:2戦2勝)、多頭数:着外5回、阪神:1-2-1-1、3000m以上・重賞:2着2回、休み明け2走目:1-0-1-2です。
昨年末のステイヤーズS、3月の阪神大賞典と3000m以上の重賞レースで、先行粘り込みし、連続2着になっています。
500kg前後の馬格があるため、初めての58kgは問題ないかと思います。休み明け2走目も初戦と同等のパフォーマンスが出せるタイプで問題なさそうですが、多頭数が着外5回と苦手にしています。1枠から先行策を取れれば問題なさそうに思いますが、不安材料になります。
道悪は、3歳時の下級クラスですが、やや重で1-1-0-0と好走しており、問題なさそうです。
マカオンドール
58kg:初(56kg:0-1-2-0)、多頭数:1-0-0-3、阪神:1-1-1-2、3000m:1-0-0-1、重賞:0-0-2-2、休み明け2走目:2着1回です。
58kgは初めてになりますが490kg台の馬格があり、こなせるのではないかと予想します。常にレース上位の未脚で上位に入着していますが、多頭数の時に取りこぼしているようで、ここでは入着までではないかと予想します。
道悪は、1-0-1-2と重馬場での勝利もあり、こなせるのではないかと予想します。
テーオーロイヤル
58kg:初(56kg:1-0-0-2)、多頭数:3-0-1-2、阪神:3-0-1-0、3000m以上・重賞:1戦1勝、休み明け初戦:2戦2勝です。
4連勝でGⅢダイヤモンドSを制覇した4歳昇り馬です。常にレース上位の未脚で差し脚を伸ばしています。未勝利長距離戦で56kgを背負って快勝していますが、450kg台の馬格に初めての58kgが気になります。ここでは入着までではないかと予想します。
その他の馬の適性診断&ワンポイント
ハーツイストワール
58kg:初(57kg:1-5-0-1)、多頭数:1-2-0-0、阪神:初(右回り:0-1-0-1)、2600m:着外1回、重賞:初、休み明け初戦:2-3-0-2です。
前走3勝クラスをレース上位の未脚で差し切り、昇級初戦になります。
58kgは初めてになりますが、490kg前後の馬格があるため問題無いと予想します。最長距離は休み明け初戦の2600mで僅差の4着でした。ハーツクライ産駒の過去1年の実績をみると2600mまでは好成績を上げていますが、3000mを超すと着外が多く距離の壁がありそうです。
道悪は、やや重で1-0-0-1です。未勝利クラスは差し切れましたが、3勝クラスでは差し脚が不発に終わり大敗しています。道悪では割引が必要と思われます。
ディバインフォース
58kg:着外1回(57kg:1-3-0-4)、多頭数:1-0-0-4、阪神:1-2-0-3、3000m以上:1-0-0-3、重賞:1-0-0-2、休み明け2走目:1-1-0-4です。
昨年末のGⅡステイヤーズSを快勝しています。460kg台の馬格ですが、57kgでレコード勝ちもしています。昨年のこのレースで58kgを背負い大敗していますが、斤量の問題ではないと思われます。
常にレース上位の未脚で上位に入着していますが、多頭数が苦手で、届かずのケースが多いようで、ここではややクラスの壁がありそうです。
道悪は、やや重で0-1-2-3で、レース上位の未脚を使えているレースもあります。やや重迄ならばこなせるのではないかと予想します。
ユーキャンスマイル
58kg・多頭数:着外6回、阪神:1-1-0-3、3000m以上・重賞:2-0-1-4、休み明け2走目:1-0-1-4です。
2年前の阪神大賞典で差し切って以降、10連敗中の7歳牡馬です。58kgを背負った多頭数のレースでは、GⅡ戦も含めて全て着外で、ここでは厳しいと予想します。
道悪は、重馬場:0-1-0-1とレース上位の未脚で上位に食い込んでおり、こなせると予想します。
タガノディアマンテ
58kg:初(56kg以上:0-1-0-6)、多頭数・重賞:着外7回、阪神:3着1回、3000m以上:1-0-0-2、休み明け初戦:1-0-0-1です。
3000mのリステッド競走:万葉Sに勝っている実力馬ですが、多頭数・重賞では着外7回とクラスの壁がありそうで、ここでは厳しいと予想します。
展開から狙える馬:ディープボンドの好位差しに安定感!
1枠からアイアンバローズが逃げ、クレッシェンドラブが続き、外からタイトルホルダーが追いかけ、平均よりやや早めの流れになると予想します。
直線では、逃げ粘るアイアンバローズ・タイトルホルダーにディープボンドの好位差しが迫り、ゴール前で、中団からハヤヤッコ、シルヴァーソニック、テーオーロイヤルが差し、混戦模様と予想します
逃げ:アイアンバローズ、タイトルホルダー
先行:クレッシェンドラブ、ディープボンド
中団:ハーツイストワール、マイネルファンロン、ハヤヤッコ、ローバートソンキー、
タガノディアマンテ、シルヴァーソニック、ユーキャンスマイル、
ヒートオンビート、テーオーロイヤル、メロディーレーン、マカオンドール、
トーセンカンビーナ、ヴァルコス
後方:ディバインフォース
展開・未脚から狙える馬は、
逃げ:アイアンバローズ、タイトルホルダー
先行:クレッシェンドラブ、ディープボンド
中団:ハーツイストワール、マイネルファンロン、ハヤヤッコ、
ローバートソンキー、タガノディアマンテ、シルヴァーソニック、
ヒートオンビート、テーオーロイヤル、マカオンドール
後方:(無し)
と各馬に一発の可能性があると予想します。
狙い馬と馬券戦略:ディープボンドの堅実駆けに期待!
実績、展開、未脚全てで優位なディープボンドに期待
適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:ディープボンド
昨年2着。堅実性も増してGⅠ初制覇へ!
○:シルヴァーソニック
長距離で堅実な差し脚が魅力!
▲:ハヤヤッコ
芝実績乏しいが魅力ある未脚。盾男・武豊ジョッキー騎乗で一発も
△:ヒートオンビート
距離克服できれば一発も
X:マイネルファンロン
初めての長距離も、ステイゴールド産駒の一発で!
X:アイアンバローズ
1枠からの逃げで多頭数を克服し、一発も!
最後に馬券戦略と当日の注意事項です
ディープボンドから3連複流し馬券で
ディープボンドの上位入着は堅いと予想し、狙い馬への流し馬券にします。
組合せ数:10通り 10通り×500円 5000円
馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!
まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
◎:ディープボンド :500~512kg
○:シルヴァーソニック :446~456kg
▲:ハヤヤッコ :474~486kg
△:ヒートオンビート :466~482kg
X:マイネルファンロン :478~490kg
X:アイアンバローズ :488~500kg
いかかでしょうか。
天皇賞(春)の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。