こんにちは。
今日のバーチャル推奨銘柄は、明治ホールディングス【2269】です。
約5年前から右肩下がりの株価が続いていました。
過去1年間は、コンセンサスを下回る発表は有りませんでしたが、材料出尽くし感が強く、株価は反発することなく、下がり続け、過去5年間の最安値付近で、漸く横ばい状態が始まったところです。
円安・原料高対策の方向性が不透明なことが、株価の方向性をなくしているようにも思います。
但し、堅実な業績発表を続けており、事業内容にも将来性は有ると思いますので、次回中間決算発表での、ほんの少しのサプライズを期待して、購入したいと思います
それでは、各分析をご覧ください。
チャート分析:好業績を維持するも、期待値との乖離で株価は下落、漸く歯止めがかかり横ばい状態へ
【週足・5年チャート】業績の横ばい発表で下落・回復を繰り返し、右肩下がりの下落止まらず
2017年12月に10,000円を超えていましたが、業績が横ばいのように見える決算発表が続き、右肩下がりに株価は下落しています。
コロナ初期に大きく落ち込み、コロナ第一波の収束で盛り返しましたが、その後は業績の回復が顕著で無く、原料高等の影響で右肩下がりなり、過去5年間の最安値付近まで下がっています

【週足・1年チャート】コンセンサスを上回る中間決算発表で横ばい維持するも、コンセンサス同等の決算発表で下落中
2021年11月にコンセンサスを上回る中間発表をしましたが、既に目標株価の引き上げ発表が続いていたためか、株価に大きな動きは有りませんでした。また、直後から、断続的な目標株価の引下げ発表がありましたが、こちらも大きな動きは無く、横ばい状態を維持していました。
2022年5月にコンセンサス同等の決算発表をした後で下落が再開し、初夏の頃に市場の動きに合わせ回復しましたが、波が無くなると、6300円付近まで下がっています。

【日足・3か月チャート】漸く下落傾向が止まり、横ばい状態。
夏ごろは市場全体の動きに合わせて株価も回復・下落をしていましたが、9月より漸く横ばい状態で落ち着きが出てきました

コンセンサスと乖離ない業績発表。11月からの一部商品の値上げの効果を期待
コンセンサスと乖離ない業績発表も、方向性無い株価の動き。原料高対策が見えてくれば反発も可能。
2021年10月の中間決算発表はコンセンサスを上回り、2022年5月の本決算発表はコンセンサス同等でしたが、株価は下がり続けて、過去5年間の最安値付近になっています。
最新の四季報では、医薬分野が伸長するも、食品分野が原料高で減益が続いているようで、全体的に横ばい状態のようです。
レーティング・目標株価もマチマチの動きがあり、方向性が定まっていないようにも思いますが、コンセンサスを裏切らない決算発表を続けており、原料高対策が見えてくれば、反発する可能性は高いと予想します
円安・原料高対策として、11月から一部商品の値上げを発表。
9月中旬に、一部商品の11月出荷分よりの値上げ、みずほ証券による目標株価の引き上げ(6700円→6900円)発表がありました。
株価は一時的に反発しましたが、市場の流れにあわせて下落が続いています。
主な指標は次の通りです
配当 :配当金170円 配当利回り:2.66%
PER : 14.37倍 (2023年3月)
PBR : 1.38 (2022年3月)
ROE : 13.50% (2022年3月)
ROA : 8.60% (2022年3月)
コンセンサスと乖離ない決算発表の継続と目標株価の引き上げ発表に期待し、100株購入
米国市場の乱高下を跳ねのけ横ばい状態。漸く底値か!?
過去5年間の最安値付近の6300円~6400円で、漸く下げ止まり横ばい状態になりました。
アメリカ市場で、金融引締め情報での乱高下がありますが、投機の動きが濃いように思えます。その乱高下に敏感に反応せず、ある程度は安定した動きをしているように見え、漸く底値になったのではないかと思います
華やかさは無いものの、コンセンサスと乖離しない安定した業績。円安・原料高対策がでれば、反発か!?
計画+アルファの業績発表を続けており、コンセンサスと乖離することはありませんが、サプライズ的な発表が無く、相場の雰囲気に押されがちのように思います
但し、安定した業績を評価した目標株価の引き上げ発表も散発しており、次の中間決算発表でのサプライズを期待したいと思います。
6350円前後で購入し、中間決算発表後に7000円を目指す!
RSI、米国市場の状況・円安状況を見ながら6350円前後で100株を購入したいと思います。(投資費用:64万円)
中間決算発表でサプライズがあれば、目標株価の引き上げ発表も期待でき、12月には7000円の回復を期待します。
損失時は次の設定にしたいと思います。
損失時の売り 6000円
いかかでしたでしょうか。
今回は、明治ホールディングスをバーチャル推奨銘柄として取り上げました。
皆様の投資戦略のご参考にしていただければ幸いです。
株価チェックをされるときなどのついでに、今回の銘柄もチェックしてみてはいかがでしょうか