こんにちは。
今日の推奨銘柄は、【２３３１】綜合警備保障（ALSOK）です。
約５年前の６５００円から右肩下がりの株価が続いています。特に、昨年は、秋にコンセンサスを上回る中間決算発表がありましたが、日米大手証券会社の目標株価の引き下げが現在まで続き、株価は、約３６００円まで下がり、漸く横ばい状態に入ったところです。
会社発表では、２０２３年３月期は増収増益、増配が予定されています。
この発表を信じて、これ以上の業績悪化、目標株価の引き下げの可能性は低く、逆に出遅れ株としての見直し需要が期待できるのではないかと思います。
それでは、各分析をご覧ください
チャート分析：過去５年で最安値。目標株価の断続的引き下げ発表にも反応鈍く、漸く底値に到達か！
【週足・５年チャート】５０００円前後で安定していましたが、２０２１年秋に急落。漸く下げ止まりか？！
２０１８年1月に６５００円超えの高値をつけた後は、５０００円±３００円のレンジで、小動きを繰り返す横ばい状態が続いていました。
２０２１年１０月の中間決算発表後に急落し、３５００円付近で漸く下げ止まってきたところです。
【週足・１年チャート】断続的な目標株価の引下げ発表により下げ続くも、材料出尽くし感も出てきており、下げ止まりは近いか？！
２０２１年１０月にコンセンサスを上回る中間決算発表を行いましたが、断続的に日米大手証券会社の目標株価の引下げ発表が続き、株価は下がり続けました。
２０２２年５月の本決算発表もコンセンサスを下回る発表となりましたが、材料出尽くし感のようで、下げ止まり緩やかに上昇に転じましたが、７月の第一四半期の決算発表がコンセンサスを下回っていたため、再び下落状態になっています
【日足・3か月チャート】断続的に目標株価の引下げ発表あるも、反応は鈍く横ばい状態。底値か？
５月の本決算発表もコンセンサスを下回りましたが、材料出尽くし感もあり上昇に転じていました。
しかし、７月の四半期発表で再びコンセンサスを下回る発表を行うと急落し、３６００円前後で横ばい状態になっています。
日米大手証券会社の目標株価の引下げ発表は断続的にありますが、反応が鈍くなっており、底値が近くなっているように思います
ＲＳＩも４０～５０で頭打ち状態になっており、今一度少し下落する可能性がありそうです
業績分析：底堅い会社発表。コンセンサスを上回る発表ができれば、株価回復へ
コンセンサスを下回る決算発表が続くも、底固さも見え回復へ
２０２１年１０月コンセンサスを上回る中間決算発表はありましたが、１月第三四半期発表、５月本決算発表、７月第一四半期発表とコンセンサスを下回る発表が続いています。
また、日米大手証券会社の目標株価も２０２１年１１月以降、断続的に目標株価の引下げを発表し続けています。
但し、２０２３年３月期の会社発表は、増収増益路線で有り、業績の回復が期待できそうです
主な指標は次の通りです
配当 ：配当金８６円 配当利回り：２．３９％ （２０２３年３月期）
PER ：１２．２１倍 （２０２３年３月期）
PBR ：１．２５倍 （２０２２年３月期）
ROE ：１０．０％ （２０２２年３月期）
ROA ：９．２％ （２０２２年３月期）
コンセンサスを上回る中間決算発表を期待し、１００株購入
目標株価の引下げ圧力に耐え、株価は横ばい状態を維持！
約１年近くにも及ぶ断続的な目標株価の引下げ発表の圧力がありますが、株価の反応が鈍く下げ止まり感が出てきています。
アメリカの金融引締め、円安により市場の下げ圧力は強いですが、大きな下落は無く、横ばい状態が維持できており、底値付近とみて良いのではないかと思います
最高純益・連続増配と業績は堅実！あとはコンセンサスを上回る発表を待つのみ
四季報秋号によると、人員効率化の効果で、最高純益、連続増配と堅実な業績が期待できそうです。また、介護事業会社買収するなどＭ＆Ａによる多角化の推進もあり、業績回復が期待できると思われます。
コンセンサスを上回る発表さえできれば、１年前とは逆に株価の上昇が期待できるのではないかと予想します
３６００円前後で購入し、中間決算発表後に５０００円代の回復を目指す！
ＲＳＩ、米国市場の状況・円安状況を見ながら３６００円前後で１００株を購入したいと思います。（投資費用：３６万円）
中間決算発表でコンセンサスを上回る発表ができれば、目標株価の引き上げ発表も期待でき、年末近くに５０００円前後で売りたいと思います。
いかかでしたでしょうか。
今回は、綜合警備保障（ＡＬＳＯＫ）を推奨銘柄として取り上げました。
皆様の投資戦略のご参考にしていただければ幸いです。
株価チェックをされるときなどのついでに、今回の銘柄もチェックしてみてはいかがでしょうか
