過去2年の底値付近。財務体力があり、例年のごとく反発開始 三菱地所!

株式投資

こんにちは。
今日の推奨銘柄は、【8802】三菱地所です。
年末から目標株価の引き下げが相次ぎ、緩やかな下落が続き、1620円前後で下げ止まっていましたが、2月の四半期発表で下方修正を発表し、漸く悪材料出尽くし、反発が始まってきたように思います。
金融政策の不透明感により、国内市場は不安材料が多いですが、海外事業が好調なこと、自己株の取得・消却方針を継続していることから、財務体力が強く、金融政策への対応次第で、業績の上方修正は見込めると予想します。

それでは、各分析をご覧ください

  1. チャート分析:業績は安定し、年始から秋にかけて上昇する傾向があり、悪材料出尽くし、反発開始か
    1. 【週足・5年チャート】コロナにより暴落。コロナの影響から抜け出せず、相場に合わせた動きか?
    2. 【週足・1年チャート】自己株式の取得・処分で上昇するもサプライスが無く2000円直前で横ばい、12月中旬から急落するもようやく下げ止まりか?
    3. 【日足・3か月チャート】悪材料出尽くし、反発開始か!
  2. 海外事業及び自己株の取得・消却が貢献し連続増配中。金利政策次第で上昇余地あり
    1. 国内事業停滞するも、海外事業が好調。自己株取得・消却方針も継続されており、業績自体は悪いながらも安定か?
    2. 四半期決算発表での下方修正で、ネガティブな動き。評価が分かれ、暫くは横ばい状態か?
    3. 主な指標は次の通りです
  3. 1620円前後で購入し、秋の中間決算発表でのサプライズを期待し、長期での保有を!
    1. 過去2年の底値付近の約1600円で漸く下げ止まり。過去チャートからも反発開始時期!
    2. 下方修正により株価下落。国内事業は不安材料多いが、好調な海外事業と自己株取得・消却により、株価下落の可能性は少ない!
    3. 1620円前後で購入し、秋に1900円(プラス17%)を目指します!

チャート分析:業績は安定し、年始から秋にかけて上昇する傾向があり、悪材料出尽くし、反発開始か

【週足・5年チャート】コロナにより暴落。コロナの影響から抜け出せず、相場に合わせた動きか?

2019年1月の四半期発表、5月の増配・自己株式取得などポジティブな発表で上昇が続きましたが、コロナにより急落し、1300円近くまで暴落しました。
その後は、コロナからの回復相場に合わせた形で変動しているようにみえます。
RSIも節目の30付近まで下がっており、反転上昇の可能性が出てきています。

傾向的に1月を底に、秋までは上昇し、中間決算発表で後押しが無ければ戻ってしまうようなチャートにも見えます。

出典:マネックス証券

【週足・1年チャート】自己株式の取得・処分で上昇するもサプライスが無く2000円直前で横ばい、12月中旬から急落するもようやく下げ止まりか?

3月中旬に、最後の自己株式の取得が行われた感じで、株価は上昇しました。
5月には自己株式の処分発表もあり、さらに上昇しましたが、決算発表等でのサプライズ等は無く、横ばい状態でした。
12月中旬より急落して、漸く下げ止まり感が出てきたように思います

出典:マネックス証券

【日足・3か月チャート】悪材料出尽くし、反発開始か!

11月にコンセンサス同等の水準で中間決算発表があり、横ばい状態が続いていましたが、12月に入り、目標株価の引き下げが相次ぎ、株価は緩やかに下がり続け、1月中頃から、漸く横ばい状態に入りました。

RSIも節目の30手前で反転を始めました。

出典:マネックス証券

海外事業及び自己株の取得・消却が貢献し連続増配中。金利政策次第で上昇余地あり

国内事業停滞するも、海外事業が好調。自己株取得・消却方針も継続されており、業績自体は悪いながらも安定か?

海外事業が好調で、国内事業の停滞を差しいても純利益は増益の見込みのようで、連続増配の予定です。また、2024年3月期に向けても、好調な海外事業、自己株の取得・消却予定も発表されています。国内事業が大幅な減収減益が無ければ、少なくとも計画値の達成は可能で、財務体力・体質の強さが支えになると思います。

四半期決算発表での下方修正で、ネガティブな動き。評価が分かれ、暫くは横ばい状態か?

2月9日の四半期発表では下方修正がありましたが、海外案件の期ずれが原因のようで、大きな影響は無いと思われますが、国内金融政策の不透明感により、不動産市場の懸念材料が大きく、来季計画の見落としに対するネガティブな動きが出てきているように思います。
来季以降の計画に不安があるものの、当然のように国内事業の見直しも行われると思いますので、大きな業績の悪化は防げるのではないかと思います。

主な指標は次の通りです

配当:配当金38円  配当利回り:2.35%
PER:12.98
PBR:1.13
ROE:8.1%
ROA:4.0%

1620円前後で購入し、秋の中間決算発表でのサプライズを期待し、長期での保有を!

過去2年の底値付近の約1600円で漸く下げ止まり。過去チャートからも反発開始時期!

現在1600円付近で、横ばい状態になっています。
コロナからの回復相場での安値付近になっています。また、RSIも節目の30付近になっています。
過去のチャート形状を見ると、年始の1月に底値付近となり、秋口までは緩やかな上昇が続く形が多いようで、今年もまた、これからの反発が期待できそうです

下方修正により株価下落。国内事業は不安材料多いが、好調な海外事業と自己株取得・消却により、株価下落の可能性は少ない!

直近の四半期発表で下方修正は有りましたが、その後目標株価を引き下げている証券会社もあり、連続増配していることなどを含めて、評価は分かれているように思います。
今後の国内事業は、日銀の金融政策の不透明感があり、不安材料は多そうですが、極端な金融引き締めの可能性は遠のいた感があり、緩やかに移行すると思われます。また、海外事業が好調であることや、継続した自己株の取得・消却を行えていることより、財務体力はかなり強く、金融政策への対応策ができれば、株価の上昇も期待できそうです

1620円前後で購入し、秋に1900円(プラス17%)を目指します!

現在価格付近の1620円前後で300株購入したいと思います。 (投資費用:約48万円)
年間チャートを見ると、秋口までは上昇が続くと思いますので、秋口に1900円前後での売却を目指したいと思います。(収支:プラス9万円、17%)

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