中京記念(2021)力関係が互角ならば、展開利が見込める逃げのディアンドル

中央競馬

こんにちは。

今日は7月18日(日)に小倉競馬場で行われるGⅢハンデ戦・中京記念(2021)の予想をします。
例年は、中京競馬場の芝1600mで行われるサマーマイルシリーズの一線ですが、今年は小倉競馬場の1800mで行われます。サマーマイルシリーズの第2戦として指定はされていますが、距離は1800mですので、間違わないようにしましょう。

九州北部は梅雨明けしました。今週は、天気の崩れも小さく、良馬場で行われそうです。
私の推奨馬・狙い馬は、展開利が見込め、時計が優秀なディアンドルの逃切りが濃厚ではないかと予想します。

では、各馬の適性からみていきましょう。

データ的には、ティアンドル、ロータスランド、クラヴェルの牝馬3頭とボッケリーニ

クラヴェル

前走は、3勝クラスからの格上挑戦で、牝馬限定GⅢハンデ戦マーメイドステークスで2着と好走しました。
今回は、距離も1ハロン短縮され実績のある1800mとなり、ハンデも1kgアップの52kgと比較的恵まれたように思います。前走に続き、ここも期待したいと思います。

ディアンドル

小倉は3戦し着外無し、1800mもGⅢ1勝、3着1回と好成績を上げています。
今年2月に小倉GⅢ戦で3着になってから、復活したかのような活躍を続けています。約2ヵ月ぶりになりますが、調子を維持し続けていれば、ここも期待できると思います

ボッケリーニ

新馬戦以外は全て掲示板に載っている超堅実馬です。小倉3戦、1800m6戦ともにパーフェクト連対をしており、得意なコースと距離になります。
前走休み明けで5着と惜敗しています。やや太目残りであった可能性があります。今回も2カ月ぶりの休み明けになるため、前走同様に太目残りの心配もあります。

ロータスランド

1勝クラス、2勝クラス、オープン特別と3連勝中の4歳牝馬の昇り馬です。
着外は2歳時のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ12着の1回のみで、残り7戦は全て2着以内です。
ハンデは54kgとあまり恵まれてはいませんが、ここも堅実駆け&昇り馬の勢いで重賞制覇の可能性があります。

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

アンドラステ
前走半年ぶりの休み明けで、牝馬限定GⅢハンデ戦マーメイドステークスで4着と善戦しましたが、
やはり2000mは少し距離が長かったように思います。
今回は1ハロン短縮され実績のある1800mです。ハンデも1kg軽くなり、期待が持てそうです。
休養明け2走目は着順を下げる傾向にありますので、2走目のポカが不安材料になります。

ダノンチェイサー
1800mは2-1-1-0で、GⅢきさらぎ賞勝ちの得意距離です。きさらぎ賞勝ち後、多頭数で僅差の惜敗が続いているのが気になります。
今回は、4ヵ月ぶりの休み明けになりますが、仕上がり次第で馬券圏内に浮上するのではないかと思います。

カテドラルは久々の1800m戦で差し届かずか

カテドラル

2歳時には、新馬2000m、オープン特別1800mを連勝しておりますので、距離の不安は無さそうですが、3歳以降は、主にマイル戦で使われています。
今回は、2歳時から約2年半ぶりの1800mになり、ペースの違いで戸惑わないか不安が残ります。
また、小倉競馬場は初めてということもあり、タイミング1つで届かずの不安があります。

その他の馬の適性診断&ワンポイント

アバルラータ
1年前のオープン昇級後、大敗続きの7連敗中です。
ハンデ52kgの7歳牝馬ですが、上がり目は厳しいと思います。

アメリカズカップ
約2年半馬券に絡めず、20連敗中の7歳牡馬です。
ハンデも54kgと恵まれておらず、上がり目は厳しいと思います。

ドリームソルジャー
良馬場では2年以上馬券に絡めず10連敗中の7歳牡馬です。
オープン昇級後は休み明け2走を含め着外3回と苦戦しています。ハンデも54kgと恵まれておらず、厳しいと思います

ミスニューヨーク
小倉、1800mともに得意なコース・距離で、ハンデも52kgと魅力ですが、オープン昇級後は大敗が続いており、ここでは苦しいと予想します。

メイケイダイハード
昨年のこレースを最低人気で勝利し大波乱を起こしたましたが、それ以降は大敗続きの9連敗中の6歳牡馬です。
昨年に引き続きの大波乱の可能性もありますが、ちょっと狙いにくいデータです。

展開は先行有利。ディアンドル、ダノンチェイサーの逃げ切り・前残りか

ディアンドル、ダノンチェイサー、ロータスランドが折り合った形で進む平均ペースと予想します。

各馬の位置取りは、次のように予想します。

逃げ:ディアンドル
先行:ダノンチェイサー、ロータスランド
中団:アメリカズカップ、アンドラステ、クラヴェル、ボッケリーニ、ミスニューヨーク
   メイケイダイハード
後方:アバルラータ、カテドラル、ドリームソルジャー

ディアンドルの逃げ込み、ダノンチェイサーの前残りに、ボッケリーニ、ミスニューヨークの決め脚が届くか

ボッケリーニ
中団からの決め脚はこのメンバーではトップクラスと思います。
先行有利な馬場ですが、差し切る力は十分にあります。

ディアンドル
マイペースでの単騎逃げに持ち込み、逃げ切るだけの決め脚を持っていると思います。

ミスニューヨーク
オープン昇級後は惨敗続きですが、決め脚はこのメンバーでも上位です。
軽ハンデを活かして一発があるかもしれません

ダノンチェイサー
展開次第では先行前残りが期待できるメンバーと馬場状態と思います。

良馬場の狙い馬と馬券戦略

ディアンドルの逃げ切り濃厚

適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:ディアンドル
今年2月小倉で復活の3着になってからは、初重賞制覇、GⅠ4着と安定した先行力を発揮しています。
展開利が見込めるここも逃げ切りが期待できます。

〇:アンドラステ
  ハンデにも恵まれ、得意な1800mで重賞初制覇も期待できます。

▲:ロータスランド
ハンデは恵まれませんでしたが、3連勝中の昇り馬です。
常にレース上位の未脚で走る先行馬で、ここでも注意が必要と思います。

△:クラヴェル
前走牝馬GⅢハンデ戦で2着になっていますが、今回は更に1kgハンデが軽くなっています。
前走同様ここも狙えると思います。

X:ボッケリーニ
このメンバーでは未脚は一番と思います。先行有利な展開が見込まれますが、うまく嵌れば差し切れると思います。
前走同様に休み明け初戦になりますので、太目残りにならないかが不安材料です。

X:ダノンチェイサー
得意の1800mで展開次第では前残りが見込めるGⅢきさらぎ賞の勝ち馬です。
休み明け初戦は、チョイ足らずのレースが続いていますので、仕上がり次第になると思います。

最後に馬券戦略と当日の注意事項です

馬券はディアンドルからの3連複流し馬券で

ディアンドルの逃げ残りが濃厚と思いますので、ディアンドルからの3連複流し馬券にします
購入予定  組合せ数:10通り  金額:500円X10通り 5000円

馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう

狙い馬は、次の馬体重を想定しています。

ディアンドル    488 ~ 502kg
アンドラステ    466 ~ 480kg
ロータスランド   462 ~ 474kg
クラヴェル     436 ~ 454kg
ボッケリーニ    456 ~ 468kg
ダノンチェイサー  476 ~ 490kg

いかかでしょうか。

中京記念(2021)の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。

当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。

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