9月4日現在3銘柄、プラス71,800円 (プラス5.4%)
コロナの感染拡大、厳しい医療体制の報道などで、オリンピック効果もなく下げていましたが、お盆明けから、緩やかに回復していたところに、週末9月3日(金)菅首相の退陣表明により、一気に値上がりし、日経平均はこの1カ月で約6%の上昇になりました。
アメリカは、感染拡大ニュース等で一時的に下落はするものの、高い水準を維持しています。3(金)発表の雇用統計が予想外に悪い数字で、NYダウは若干下がりましたが、FRBのテーパリングの開始も遅れる可能性が高いという報道もあり、暫くは、高い水準が維持されると予想します。
コロナ感染状況の改善、ワクチン接種状況の進展、自民党新体制による新しい施策の導入があれば、景気の回復が期待できるのではないかと期待しています。
推奨銘柄の8月の上昇率は約4.9%と日経平均を下回っています。
三菱マテリアルが値下がりしたことと、滋賀銀行が伸び悩んでいるのが響いています。四半期業績発表で上方修正をしている発表している銘柄ですので、出遅れ感があります。
レーティング、目標株価の上方修正発表等による値上がりを期待していきたいと思います。

7月4日:1銘柄、プラス収支(+18,400円)
8月1日:3銘柄、プラス収支(+7,000円)
9月4日:3銘柄、プラス収支(+71,800円)
日経平均は、約6%(1700円)の上昇

お盆休み前までは緩やかに上昇しましたが、お盆休みに入り下げがきつくなり、その後再び緩やかに上昇していました。ただ、私のイメージとしては、お盆休み明けまで、ひたすら下がり続けているイメージがあります。
おぼ休み明け後も緩やかな上昇でしたが、週末9月3日(金)の菅首相の退陣表明が大きなインパクトで、一気に値上がりしました。
尾身会長からコロナ後の緩和策なども打ち出されたこともあり、閉塞感のあったコロナ対策などへの新施策での景気回復を期待して値上がりしたと思います。コロナ相場を脱出して、早く業績相場に移って欲しいと願っています。
今月中ごろには、四季報の最新号がリリースされます。
業績発表以外ニュースが無かった銘柄に対する新たなコメントが不気味だと思っています。ニュースが無かった銘柄をお持ちの場合は、四季報最新号のチェックは早めに行うことをお勧めします。
滋賀銀行:大きなニュースなく、変動幅も少なく約1%の値上がり。好業績を反映したレーティング・目標株価の上方修正発表等を期待

この1カ月は、業績、株価に影響を及ぼすような発表は有りませんでした。
株価も日経平均と同じような形ですが、変動幅は少なく大きな値動きは有りませんでした。
7月に発表された四半期業績も間違いなく良い発表でしたので、四季報最新号での好評価コメントの掲載、証券会社の目標株価・レーティングの上方修正発表等を期待して待ちたいと思います。
カルビー:目標株価引下げ発表を契機に目標株価へ誘導され急沸。四季報最新号での前向きコメントを期待

5(木)に1Qの営業利益が5.9%増、通年は据置の業績発表がありましたが、株価に大きな影響を与えず、横ばいが続きました。
レーティングは、2(月)にモルガン・スタンレーMUFG証券が1ランク格上げたのですが、株価には大きな影響を与えませんでした。
18(水)にSMBC日興証券が目標株価を2800円→2700円に引き下げを発表しました。私の予想に反して、この発表に大きく反応し、2600円→2700円に急沸し、以後は日経平均上昇とともにゆるかやかに上昇しています。
緊急事態宣言などが全国に拡大されているので、厳しい状況が続いていると予想していますが、業績関係のニュースがなく、四季報最新号でのコメントが非常に気になります。
目標株価の設定時期・価格までまだまだ到達していませんが、状況を見ながら、リリースすることも検討していきたいと思います。
三菱マテリアル:25%増益の上方修正を発表するも、非鉄金属価格下落ニュースに大きく影響し急降下。業界動向のウオッチ必要

6(金)に営業利益の上方修正(25%の増益)、第1Q:490%増の好業績発表しましたが、株価は小幅な値上がりにとどまりました。お盆休み明け後は、銅・アルミニウムの非鉄金属の価格下落の影響で、10%を超す下げが見られましたが、後半からは日経平均に合わせて緩やかに上昇していますが、月始値には届かず、マイナスでした。
月末に、大和証券が目標株価の引下げ(2500円→2200円)を、米系大手証券が引き上げ(2850円→2950円)を発表しており、評価が割れています。非鉄金属の価格下落が、月初に発表した上方修正を打ち消す形になっており、評価が割れているように思います。
暫くは非鉄金属業界のウオッチが必要のようです。早めのリリースも検討する必要があるかもしれません。。