こんにちは。
10月31日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞・秋を予想します。
3強が強そうです。それぞれ不安はあるものの、外せそうにありません。
私の推奨馬・狙い馬は、3強とカレンブーケドールの一角崩しに期待したいと思います。
では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう
データから狙える馬:3強にほぼ死角なし。仕上がり次第で、カレンブーケドール、ヒシイグアスの一角崩し
コントレイル
昨年の三冠馬。
今年は、春のGⅠ大阪杯のみで今年2戦目になります。
良馬場では7戦7連対、全てレース上位の未脚で走っています。不安点は、半年ぶりのレースと初めての58kgが470kg前後の馬体にどの程度影響するかという点ではないかと思います。
エフフォーリア
今年の皐月賞馬、ダービー2着馬
ダービー以来の休み明け初戦になります。56kg、多頭数、東京、2000mともに実績があり、常にレース上位の未脚で春の3歳戦に君臨していました。初めての古馬混合戦になりますが、休み明けの仕上がり次第で充分に通用すると予想します。
グランアレグリア
マイルの女王。
56kg:2着1回、東京・多頭数:2-1-0-1、休み明け初戦:3-0-1ー0と実績があり、常にレース上位の未脚でマイル戦で君臨してきました。2000mは重馬場のGⅠ・大阪杯で4着が1回あるだけで、距離の適性は未知な部分がありますが、こなせると予想します。
その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント
カレンブーケドール
56kg:0-0-1-1、多頭数・東京:0-2-1-1、2000m:3着1回、休み明け初戦:1-1-1-0と重賞戦線で善戦しています。休み明け初戦になりますが、馬体が絞れていれば、ここも好勝負になると予想します。
ヒシイグアス
57kg:1戦1勝、多頭数・2000m:3戦3勝、東京:2-1-0-0、休み明け初戦:1戦1勝と実績があります。今年オープン入りし、GⅢ、GⅡを連覇した後休養に入り、8ヵ月ぶりの出走になります。良馬場9戦で着外1回の堅実馬です。仕上がり次第で相手なりに走れ、入着の可能性があると予想します。
データから死角がある馬:ポタジェは58kg、ワールドプレミアは左回りと休み明けに難あり
ポタジェ
今年の春にオープン入り。全12戦着外無しの超堅実馬です。
多頭数:1-1-0-0、東京:1-1-1-0、2000m:3-4-0-0と実績はありますが、オープン入り後、重賞・56kg:0-1-2-0とレース上位の未脚が使えず、僅差の負けが続いています。また、休み明け2走目は着順を下げる可能性があり、460kg台の馬体に58kgは厳しいのではないかと予想します。
ワールドプレミア
春の天皇賞馬で、天皇賞以来の半年ぶりの出走です。
重賞・57kg以上・多頭数:2-0-1-2、東京:着外1回、2000m:3着1回、休み明け初戦:1-0-2-1と堅実に走っていますが、左回りが苦手なようで、ここでは厳しいと予想します。
その他の馬の適性診断&ワンポイント
カデナ
58kg:着外7回、重賞・多頭数・2000m:0-0-2-8、東京:0-1-0-6で、この条件では全く良いところがありません。休み明け2走目は古馬になってから叩き良化する傾向があります。常にレース上位の未脚は使えていますが、掲示板も厳しい状況で、ここでは厳しいと予想します。
モズベッロ
初の東京コースですが、中京で勝利しており左回りは問題なさそうです。但し、重賞・56kg以上・多頭数:0-1-0-4、2000m:4着1回とやや厳しい実績です。休み明け2走目は一変するかポカの傾向があり、前走13着からの一変する可能性はありますが、GⅠでは荷が重く厳しいと予想します。
トーセンスーリヤ
57kg以上:多頭数:1-0-0-2、57kg以上・2000m:0-0-1-2、重賞:1-0-0-1と善戦はしていますが、東京は道悪も含め着外2回と苦手にしているようで、ここでは厳しいと予想します。
サンレイポケット
57kg:2-1-0-1、重賞・多頭数:1-0-1-2、東京:0-1-0-2、2000m:3-0-1-1と善戦しています。但し56kgを背負ったGⅡレースでは着外2回と大敗しており、58kg・GⅠレースでは厳しいと予想します。
カイザーミノル
57kg以上:1-1-0-2、多頭数:2-0-2-5、東京:0-0-1-2、重賞:0-0-2-1と実績があります。但し、主にマイル以下に出走しており、1700mで勝利していますが、1800mでは道悪も含め0-0-1-4と苦戦しており、2000mでは厳しいと予想します。
ムイトオブリガード
57kg・多頭数:1-0-0-3、重賞・東京:1-1-0-2、2000m:着外:2回と実績はありますが、2年前から7連敗大敗中の7歳馬で、ここでは厳しいと予想します。
ラストドラフト
56kg:1-1-0-5、重賞・多頭数:0-1-0-3、東京:1-1-0-2、56kg・2000m:1-0-0-3、休み明け2走目は一変して良化する傾向があり、ここも大駆けの可能性は残ります。
ペルシアンナイト
重賞・58kg・多頭数・東京:着外3回、2000m:0-2-0-2、休み明け初戦:0-0-1-4と苦戦しており、ここでは厳しいと予想します。
ユーキャンスマイル
重賞・58kg:着外5回、多頭数・東京:着外3回、2000m:1-1-0-1、休み明け初戦:3-1-0-3で、58kgを背負ってのGⅠレースでは荷が重そうで、ここでは厳しいと予想します。
展開から狙える馬:先行エフフォーリア、カレンブーケドールに、コントレイル、グランアレグリアの差し争い
典型的な逃げ馬はおらず、内枠を利してトーセンスーリヤが逃げ、エフフォーリアが2番手、カレンブーケドールがこれに続き、平均ペースで流れると予想します。有力馬が先行しているため、やや早仕掛けの馬が多く出るかもしれません。先行馬の前残りに中団待機のグランアレグリアが差し切れるかというゴール前と予想します。
逃げ:トーセンスーリヤ
先行:エフフォーリア、カイザーミノル、カレンブーケドール
中団:コントレイル、ヒシイグアス、ペルシアンナイト、ポタジェ、ユーキャンスマイル
グランアレグリア、ラストドラフト、ワールドプレミア
後方:カデナ、サンレイポケット、ムイトオブリガード、モズベッロ
展開・上り時計から狙える馬は、
逃げ:(無し)
先行:カレンブーケドール
中団:グランアレグリア、コントレイル、ヒシイグアス、
後方:カデナ、サンレイポケット
の6頭が馬券圏内と予想します
狙い馬と馬券戦略:3強の争い。一角崩しでカレンブーケドール
3強のわずかな死角を突いて、カレンブーケドールの一角崩しに期待
適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:グランアレグリア
2000mの実績はないものの、東京コースでの切れ脚はナンバー1!
○:コントレイル
昨年の3冠馬。JCではアーモンドアイの2着。引退まで2戦2勝か!
▲:エフフォーリア
皐月賞馬、ダービー2着の3歳実力馬。56kg有利で先行粘り込みに期待!
△:カレンブーケドール
GⅠ戦線で常に善戦している5歳牝馬。仕上がり次第で一角崩しも可能!
最後に馬券戦略と当日の注意事項です
3強の3連複とカレンブーケドールで
3強の3連複1点と、カレンブーケドールの複勝1点の合計2点で
3連複(1-5-9) 2000円、複勝:カレンブーケドール 1000円
合計3000円
馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!
まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。( )内は調教後の馬体重です
◎:グランアレグリア 492~506kg (美浦:504kg)
○:コントレイル 456~474kg (栗東:468kg)
▲:エフフォーリア 508~518kg (美浦:522kg)
△:カレンブーケドール 460~476kg (美浦:488kg)
X:ヒシイグアス 490~504kg (美浦:490kg)
いかかでしょうか。
天皇賞の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。