2021年11月 推奨銘柄の実績

株式投資



10月31日現在3銘柄、プラス74,000円 (+5.6%)

中国の恒大ショック、米国の債務上限問題などでニューヨーク市場は相変わらず乱高下に揺さぶられているところに、ガソリン価格の高騰が注目され、ほぼ下落イメージの10月でした。月末にかけて、恒大の利払い実施、FRB議長の利上げ時期の見通し発表等により、横ばい状態が続き、RSIは50前後で推移しており、上昇するかどうかは業績発表次第になりそうです。
日経平均は、1ヵ月で約500円(約2%)値下がりしました。

推奨3銘柄は、この1ヵ月で約4%上昇し、日経平均を上回るパフォーマンスを達成できました。

大きな要因はカルビーです。レーティング、目標株価の見直しも下支えしてくれましたが、自社株買いの発表が大きな要因となり躍進しました。滋賀銀行が横ばい状態でマイナス圏内から脱出できないのが不安でした、中間決算の上方修正発表翌日に反発が始まりました。

各銘柄ともに、レーティング・目標株価の見直し発表を期待したいと思います。

日経平均株の10月の推移は次のチャートです。

出典マネックス証券



滋賀銀行:中間期の業績上方修正発表により反発開始。レーティング・目標株価の見直しに期待

日経平均とは異なる動きをした10月でした。恒大ショックの影響を受けずに、大きな変動なく経過していました。金融セクタは、アメリカ長期金利の上昇等で上り坂に向かうと予想していたのですが、20日過ぎから下り坂にはまり続けていました。要因が良くわからないですね。不幸中の幸いなことに、10月28日に中間期の経常損益の約45%上方修正の発表があり、29(金)に約4.5%反発しました。
今回の業績上方修正を受けて、レーティング、目標株価の見直しを期待して待ちたいと思います。但し、金融セクタ全体が沈んでいるので、当初設定した目標株価にこだわらず、チャートとRSI値で売り時を探っていきたいと思います。

出典:マネックス証券

カルビー:120億円規模の自社株買いを発表し急高騰。

当初は、日経平均同様に、恒大ショックに連れられ緩やかに下降していました、10日過ぎから、欧米の大手証券会社がレーティング・目標株価の引き上げ発表で緩やかな上昇に転じていました。
29(金)に決算発表を行い、中間期の営業利益が2.2%増、通年据置発表でした。業績自体はインパクトはありませんでしたが、120億円規模の自社株買いを発表し、急反発し、215円(7.9%)の値上がりで最終日を終えました。

自社株買いの発表もあり、当面株価の値上がりが期待できますし、日系証券会社のレーティング・目標株価の見直しも期待できそうです。当初設定した目標株価にも近づいてきましたので、新たなニュースを待ちつつ、チャート、RSI値で売り時を探っていきたいと思います。

出典:マネックス証券

三菱マテリアル:中間決算発表次第で見切りをつけて売るか、配当金確保で長期保持するか

当初は、日経平均に連れられて緩やかに下降していましたが、中旬にアルミニウム等の非鉄金属材料価格が高騰報道により上昇に転じましたが、20日過ぎより再び緩やかな下降になっています。有価証券の売却による特別利益の計上を行うなど、やや財務面が不安があるかもしれません。

8月の四半期発表で上方修正発表した割に、レーティング・目標株価の引下げ等もあり、株価は伸び悩んでいます。中間期の決算発表次第では、配当利回り約2%あるため、長期保持も視野に検討したいと思います。

出典:マネックス証券






タイトルとURLをコピーしました