中日新聞杯:強い3歳世代からラーゴムの本格化に期待!

中央競馬

こんにちは。

12月11日(土)に中京競馬場で行われる中日新聞杯を予想します。
ハンデ戦らしく上位混戦と予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、強い3歳世代からラーゴムの本格化に期待します。相手は、ショウナンバルディの逃げ粘り、軽ハンデを活かした未脚上位のヤシャマル、トラストケンシンを中心に狙っていきたいと思っています。

では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう





データから狙える馬:強い3歳世代・ラーゴムに、ヤシャマル、ショウナンバルディの穴馬も

ラーゴム

56kg:1戦1勝、多頭数:1-0-0-2、中京:1戦1勝、2000m:3-1-0-1、重賞:1-1-0-2で、常にレース上位の未脚を使えている3歳牡馬です。皐月賞から不振が続いていましたが、前走のオープン特別を快勝し、復活しました。本格化してきており、ここでも期待できそうです。

ヤシャマル

54kg:0-0-2-2(全て僅差、56~57kgで3勝)、多頭数:1-1-1-2、中京:初(左回り・2000m:2-1-1-2)、重賞:着外2回で、ややクラスの壁がありそうですが、常にレース上位の未脚を使えており、軽ハンデ54kgで一発の可能性が高いと予想します。

アドマイヤビルゴ

56kg以上・多頭数:0-0-1-3、中京:1-0-0-1、2000m:2戦2勝、重賞:着外3回と、440kg前後の馬格では56kgはやや苦しく、重賞実績もありません。但し、この秋の休み明け2走が56kg、57kgでオープン特別を好走しており、4歳秋で本格化を迎えた可能性もあり、57kgを克服すれば連対の可能性が高いと予想します。

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

キングオブコージ
56kg・多頭数:2-1-0-1、中京:初(左回り:1-0-0-2)、2000m:1戦1勝、重賞:1-0-0-2、休み明け初戦:1-2-0-1と実績は上位になります。57kgは、やや重で3着1回と好走しており、問題は無さそうです。1年間の休み明け後の前走9着と大敗し、約2カ月の休養を挟んでの2戦目になりますが、仕上がり次第では、好勝負になると予想します。

ショウナンバルディ
55kg以上:3-3-2-2、多頭数・重賞:着外5回、中京・2000m:1-1-1-1、休み明け初戦:0-2-2-1で、多頭数・重賞レースでは荷が重そうですが、中京2000mに限ればGⅢ2着、4着と実績があります。ここも多頭数が克服できれば得意のコース・距離で一発の可能性があると予想します。

トラストケンシン
53~54kg:着外3回(前走55kgで3勝クラス勝利)、中京:初(左回り・多頭数:1-1-0-6)、2000m:1-1-2-3、重賞:着外5回です。重賞では荷が重そうですが、2200m以上のレースが多く、距離が長かった可能性があります。常にレース上位の未脚が使えており、軽ハンデ53kgを活かして、一発の可能性があると予想します。

ヒンドゥタイムズ
57kg:1-1-0-0、多頭数:2-0-0-1、中京:着外2回、2000m:3-2-3-3、重賞:0-0-2-1、休み明け初戦:1-1-2-2で、堅実掛けの5歳牡馬です。約半年ぶりのレースになりますが、常にレース上位の未脚を使えており、仕上がり次第で好走できそうです。

レイエンダ
57kg・多頭数・重賞:0-0-1-6、中京:初(左回り:1-0-0-5)、2000m:2-0-0-3、休み明け初戦:2-0-0-6です。約1年半大敗続きの5連敗中の6歳セン馬です。前走は去勢明け初戦のGⅢマイル戦をレース上位の未脚で好走し、復活の可能性が有りそうです。

データから死角がある馬:ボッケリーニに2走目のポカの不安が

ボッケリーニ

57kg・多頭数:0-2-0-2(全て僅差)、中京:1戦1勝、2000m:1-1-0-1、重賞:1-1-0-2で、昨年のこのレースの勝ち馬で連覇を目指しています。休み明け2走目は、ややパフォーマンスが落ちる傾向があり、前走2着ですが、トップハンデ57.5kgが微妙に影響しそうで、取りこぼしの可能性が高く、入着までと予想します。

ディアマンミノル

54kg・多頭数・重賞(ハンデ戦):着外3回、中京:1-0-0-1、2000m:1-0-0-3で、重賞で軽ハンデでも、やや荷が重いようです。また、2000mは新馬戦の1勝のみで、2200~2600mで好走しており、距離もやや短いようです。常にレース上位の未脚を使えていますが、ハンデ54kgの2000m戦では、掲示板がギリギリではないかと予想します。

ラストドラフト

57kg:着外2回、多頭数・2000m:0-1-0-3、中京:0-1-0-2、重賞:1-2-0-5で、460kg台の馬格に57kgがやや堪えるようです。古馬になってから重賞路線ですが、レース上位の未脚は使えていますが、56kg以上背負った時は2着が1回のみで5回は大敗しており、ここでは入着までと予想します。

その他の馬の適性診断&ワンポイント

アイスバブル
55kg・多頭数・2000m・オープン以上:0-1-0-3、中京:1-1-0-1です。2019年5月からオープン特別・重賞:0-3-0ー14とクラスの壁がある6歳牡馬です。たまに穴を開けますが、ここは厳しいと予想します。

アフリカンゴールド
54~55kg:1-0-1-5、多頭数:2-0-0-5、中京:1-0-0-2、2000m:着外5回、重賞:0-0-1-5です。2200m以上の距離で好走しており、2000mはやや短く、重賞では荷が重いようです。2年前のGⅡアルゼンチン共和国杯以降は7連敗大敗中の6歳セン馬で、上がり目は無さそうです。

シゲルピンクダイヤ
54kg・多頭数・重賞:0-1-1-5、中京:0-1-0-1、2000m:0-1-0-1で、昨年のこのレースの2着馬です。休み明け2走目は初戦と同様のパフォーマンスのようで、前走10着から大幅な変わり身は見込めず、この1年5連敗大敗中の5歳牝馬では、苦しいと予想します。

シフルマン
54kg:1-0-0-1、多頭数・2000m:1-0-0-4、中京:2-0-0-1、重賞:着外2回で、多頭数に苦戦しています。2走前の休み明け初戦で大穴を開けオープンに昇級しましたが、昇級初戦のオープン特別を大敗しており、ここではクラスの壁にぶつかりそうで苦しいと予想します。

マイネルファンロン
56kg・重賞:0-0-1-4、多頭数・2000m・重賞:1-1-0-5、中京:着外1回で、9月のGⅢハンデ戦:新潟記念を55kgで勝利していますが、古馬になってから56kg以上背負うと大敗する傾向があります。重賞ではやや荷が重いようで、ここでは苦しいと予想します。

バイオスパーク
57kg・多頭数・重賞:0-0-1-4、中京:着外1回、2000m・多頭数:2-1-2-3、休み明け2走目:1-1-0-2で、重賞で57kgを背負っているこの1年は大敗続きで、クラスの壁がありそうです。休み明け2走目は前走と同じパフォーマンスのようで、前走9着からの大きな変わり身は難しいと予想します。

プレシャスブルー
55kg:0-0-1-1(57kgで2勝しています)、多頭数・2000m:2-2-2-7、中京・2000m:1-1-0-1、多頭数・重賞:0-0-1-4です。オープン特別では馬券に絡む活躍をしていますが、GⅢハンデ戦では、今回より軽い54kgでも掲示板ギリギリの競馬が続き、得意のコース・距離ですが、ハンデ55kgの今回は苦しいと予想します。

展開から狙える馬:ショウナンバルディの逃げ切りか

逃げ・先行馬が少なく、内枠を利してショウナンバルディが逃げ、シフルマンが続き、ゆったりしたペースになると予想します。単騎逃げのショウナンバルディがどこまで逃げ粘るか、中団からラーゴム、ヤシャマルの差しが届くか、G前での内外の争いになると予想します。

逃げ:ショウナンバルディ
先行:シフルマン
中団:キングオブコージ、シゲルピンクダイヤ、アドマイヤビルゴ、ボッケリーニ、
   バイオスパーク、マイネルファンロン、ラーゴム、ヒンドゥタイムズ、
   アフリカンゴールド、トラストケンシン、ラストドラフト、ヤシャマル、
後方:レイエンダ、アイスバブル、ディアマンミノル、プレシャスブルー

展開・未脚から狙える馬は、
  逃げ:ショウナンバルディ
  先行:(なし)
  中団:ボッケリーニ、ラーゴム、ヒンドゥタイムズ、アフリカンゴールド、
     トラストケンシン、ラストドラフト、ヤシャマル
  後方:レイエンダ、アイスバブル、プレシャスブルー
の11頭が馬券圏内と予想します。

狙い馬と馬券戦略:強い3歳世代からラーゴム、相手はヤシャマル、トラストケンシンの未脚

上位混戦もラーゴムの本格化に期待。相手は6頭

適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:ラーゴム
皐月賞までは強い3歳世代の主役の一頭。復活したここを勝って本格化!
○:ヤシャマル
重賞ではチョイ足らずも軽ハンデで一発を期待!
▲:トラストケンシン
常にレース上位の未脚で前走復活勝利。軽ハンデで一発も!
△:ショウナンバルディ
得意の距離・コースと展開利で多頭数克服し、一発も!
X:レイエンダ
去勢効果で未脚復活。ルメール騎乗で一発も!
X:アドマイヤビルゴ
57kg克服し、武豊騎乗で一発も

最後に馬券戦略と当日の注意事項です

上位混戦。馬連ボックスで

ハンデ戦らしく上位混戦模様で、馬連ボックスにします。
 組合せ数15通り  15通り×500円  7500円 




馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
◎:ラーゴム       510~524 kg
○:ヤシャマル       490~510 kg
▲:トラストケンシン   456~476 kg
△:ショウナンバルディ  436~448 kg
X:レイエンダ      476~494 kg
X:アドマイヤビルゴ   430~444 kg

いかかでしょうか。
中日新聞杯の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。




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