阪神大賞典 ディープボンド、マカオンドール、トーセンカンビーナの三つ巴

中央競馬

こんにちは。

3月20日(日)に阪神競馬場で行われるGⅡ阪神大賞典を予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、実績が抜けているディープボンド、昇り馬マカオンドール、長距離の実力馬トーセンカンビーナ3頭の三つ巴に、マイペースで逃げれたときのアイアンバローズを入れて、4頭を狙っていきたいと思います。

では、各馬の適性からみていきましょう

データから狙える馬:ディープボンドの実績 VS マカオンドールの成長力

アイアンバローズ

56kg・多頭数:1-1-0-3、阪神:1-2-1-1、重賞・2500m以上:0-1-0-1、休み明け初戦:2-1-0-2、やや重:1-1-0-0です。
オープン昇級後の2400・2500m戦で見せ場なく惨敗していましたが、前走GⅡステイヤーズSを逃げ粘り2着になっています。道悪も3歳時ですがやや重で好位から伸びており問題なさそうです。展開が向いた可能性もありますが、得意の阪神コースで前走の再現があるかもしれないと予想します

マカオンドール

55kg:1-0-2-1、多頭数:2-0-0-2、阪神:1-1-1-2、2500m以上:2戦2勝、重賞:0-0-2-1、休み明け初戦:1-0-0-1、やや重:着外1回、重:1-0-1-1です。
2勝クラス(2600m)、リステッド(3000m)と長距離の特別戦を連勝している昇り馬です。道悪競馬も含めて常にレース上位の未脚で上位に入着しており、重賞初制覇のチャンスと予想します

ディープボンド

57kg・多頭数・重賞:0-1-0-3、阪神:1-2-0-0、3000m以上・重賞:1-1-0-1、休み明け初戦:2-2-0-2、やや重:着外1回、重:1-0-1-1です。
昨年のこのレースを好位から差し切り、天皇賞(春)2着、凱旋門賞への挑戦、有馬記念2着と大活躍をしました。コース・距離ともに得意で、仕上がり次第では昨年に続き連覇の可能性が高いと予想します。

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

トーセンカンビーナ
56kg:0-1-1-2、多頭数・3000m以上:0-0-1-2、阪神:2-2-0-3、重賞・3000m以上:0-1-1-2、休み明け2走目:1-1-1-3、やや重:1-0-0-3、重:2着1回です。
休み明け2走目は初戦と同じパフォーマンスが出せる傾向にあり、前走GⅢダイヤモンドS3着と好走しており、ここも期待ができそうです。また、3000m以上ではGⅠ天皇賞(春)を含めて4戦全て掲示板に載っており、一発があるかもしれません。
道悪適性は判断が難しいですが、距離適性がカバーしてくれるのではないかと期待します。

ユーキャンスマイル
56kg:3-0-0-2、多頭数・3000m以上・重賞:0-1-1-3、阪神:1-2-0-2、休み明け初戦:3-2-0-4、重:0-1-0-1です。
昨年のこのレースで重馬場ながら追い込みを決め2着になっています。それ以降のレースでは着外5回と年齢的な衰えが見え始めている7歳牡馬です。得意な阪神コースで道悪の助けを借りれれば、昨年の再現がある可能性は高いと予想します。

データから死角がある馬:シルヴァーソニックは次走が狙い目。

シルヴァーソニック

56kg・多頭数:1-3-1-2、阪神:2-0-1-1、3000m以上:3着3回、重賞:3着1回、休み明け初戦:0-1-1-4、やや重:0-1-0-1、重・不良:着外1回です。
オープン昇級後も万葉S、ステイヤーズSと3000mを超えるレースで3着2回と堅実に走っており、阪神コースも得意で、期待が持てますが、道悪と休み明け初戦に不安があります。
やや重のデビュー戦は2着と好走しましたが、東京のやや重・不良で直線での伸びずに終わっています。
休み明け初戦も入着までで伸びを欠いているようです。使ってよくなるタイプのようで、次走の天皇賞(春)が台目標と思いますので、ここは100%の仕上がりではなく、入着迄の可能性が高いと予想します

その他の馬の適性診断&ワンポイント

ダンビュライト
56kg・多頭数:1-0-1-4、阪神・多頭数:着外9回、2500m以上:着外3回、やや重・重・重賞・多頭数:着外5回の8歳セン馬です。
ここ2走はダートの重賞レースに出走しています。前走は地方交流GⅡ2500m戦で3着に逃げ粘っており、8歳になりましたが、衰えは無いようです。但し、芝では苦戦しています。多頭数の阪神コース、2500m以上ともに入着は無ありません。やや重・重でも重賞では苦戦しており、馬場を問わず、ここでは厳しいと予想します。

シロニイ
56kg・多頭数:着外4回、阪神・多頭数:着外5回、2500m以上:0-0-1-7、重賞:着外3回、やや重・重:0-1-0-1です。
昨年のこのレースに、3勝クラスからの格上挑戦しましたが、2番手に付け4着に粘り込んでいます。その後、良いところが無く3勝クラスのまま、今年もまた挑戦してきました。昨年と同じようなステップで望んでいますが、成績が昨年より落ちており、8歳牡馬には苦しく、道悪の助けを借りて入着までではないかと予想します。

ゴースト
56kg・多頭数:1-0-1-5、阪神:2-0-0-2、3000m以上・重賞:着外3回、休み明け2走目:1-1-2-2、やや重:0-0-1-3です。
昨年1月にオープン昇級後は、長距離レースで善戦はするのですが、3着が1回と入着迄の実力です。3000m以上の重賞では5着が最高で直線では全て順位を下げており、クラスの壁がありそうです。先行馬ですが、道悪を利して粘り込むという形は無く、どちらかというと不得手のタイプのようで、ここでは厳しいと予想します。

キングオブドラゴン
56kg:0-1-1-4(57kgで勝利有り)、多頭数:2-3-2-2、阪神:2-0-0-1、2600m:3着2回、重賞:着外2回(3歳時)、やや重:0-1-0-3です。
前走3勝クラスを2番手から抜け出し好勝し、オープン昇級初戦になります。主に2000~2200mで戦っており、距離が延びるほど連対実績が劣ってくるように見えます。昨年の実績ですが1勝クラスの2600m戦で粘り切れず3着に敗れており、3000mはやや長いのではないかと予想します。道悪も相手なりには走りそうですが、得手な部類では無いように思え、ここでは厳しいと予想します。

マンオブスピリット
56kg・多頭数:0-0-1-3、阪神:着外2回、3000m以上:着外3回、重賞:0-1-0-4、休み明け初戦:1-1-0-3、重・不良:1-0-0-2です。
前走3000mのリステッド競走で久々にレース上位の未脚を使えましたが4着どまりでした。2年前に2着になってからは去勢手術等もありましたが大敗続きの10連敗中の5歳セン馬です。前走の4着はハンデに恵まれた可能性が高く、2kg増量された今回は苦しいと要します。

アドマイヤアルバ
56kg・多頭数・阪神:1-0-0-3、3000m以上:着外4回、重賞・56kg:0-1-0-4、やや重:2-3-0-2、重:0-1-0-1です。
4年前の3歳春までは着外無しの堅実馬でしたが、その後は、3着が1回あるだけで、24連敗中の7歳セン馬で、ここでは厳しいと予想します。

サンアップルトン
56kg・多頭数:2-0-0-2、阪神:初(右回り:3-1-0-7)、2500m以上:2-0-1-3、重賞:0-0-1-5、休み明け初戦:1-1-0-4、やや重:1-0-0-2、不良:着外1回です。
2年前のオープン昇級後は、休養を挟んでいますが、3着1回のみの7連敗中の6歳牡馬です。今回も約10カ月ぶりの休養明けになり、オープンでは厳しいと予想します。

展開から狙える馬 ディープボンドの先行抜け出し、トーセンカンビーナ、マカオンドールの差し比べ

内枠からダンビュライトが逃げ、キングオブドラゴン、アイアンバローズが2番手、3番手につけて、平均ペースで流れると予想します。馬場の回復も早そうで、直線ではディープボンドの先行抜け出しに、トーセンカンビーナ、マカオンドールの差し比べになると予想します

逃げ:キングオブドラゴン、ダンビュライト、アイアンバローズ
先行:ディープボンド
中団:シロニイ、ゴースト、シルヴァーソニック、トーセンカンビーナ、
   マンオブスピリット、マカオンドール
後方:サンアップルトン、ユーキャンスマイル、アドマイヤアルバ

展開・未脚から狙える馬は
  逃げ:アイアンバローズ
  先行:ディープボンド
  中団:トーセンカンビーナ、マカオンドール、シロニイ、ゴースト

  後方:(なし)
の6頭が馬券圏内と予想します

狙い馬と馬券戦略:実績上位・展開有利なディープボンド

ディープボンド中心も、狙い馬4頭の馬連ボックスで

適性・展開・タイムより、私の予想は、

◎:ディープボンド
今年もここを勝って中長距離路線の主役へ!
○:マカオンドール
昇り馬の魅力!受賞初制覇へ!
▲:トーセンカンビーナ
長距離では互角の力!
△:アイアンバローズ
マイペースで逃げられれば、前走の再現!

最後に馬券戦略と当日の注意事項です

ディープボンドは休み明け初戦で、春の大目標は、次走の天皇賞(春)で、取りこぼしの可能性もあると予想し、4頭の馬連ボックスにします。
 組合せ数:6通り  6通り×1000円 6000円 

馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。

◎:ディープボンド   494~508kg
○:マカオンドール   480~496kg
▲:トーセンカンビーナ 470~480kg
△:アイアンバローズ  492~500kg

いかかでしょうか。
阪神大賞典の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。

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