GⅠ大阪杯:驚異の先行力ジャックドールGⅠ初制覇へ!

中央競馬

こんにちは。

4月3日(日)に阪神競馬場で行われるGⅠ大阪杯を予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、ジャックドールにします。逃げ馬でありながらレース上位の未脚が使えるこの馬には逆らえません。
相手はエフフォーリアですが、休み明け初戦になるので、取りこぼしの可能性もあり、アカイイト、ヒシイグアスの一角崩し期待します

では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう

データから狙える馬:ジャックドールとエフフォーリアの一騎打ち

ジャックドール

57kg:初(56kg:2-0-0-1)、多頭数・2000m:3-1-0-1、阪神:1-1-0-0、重賞:1戦1勝です。
昨年秋に復帰し、1勝クラスからGⅡまで5連勝中の昇り馬です。前走GⅡ金鯱賞をレコードで逃切り、サイレンススズカの再来と言われています。逃げ馬でありながらレース上位の未脚を使えており、馬体重も安定し、モーリスの代表産駒になりそうです。
唯一の不安材料は初めての57kgがどのように影響するかですが、500kgを超える馬格があり、問題なくこなせると予想します

アカイイト

55kg:0-0-2-1(56kg:GⅠ勝ち)、多頭数・阪神:2-0-0-1、2000m:1-1-2-4、重賞:1-0-1-3、休み明け2走目:1-0-0-1です
常にレース上位の未脚が使えていますが、多頭数が苦手で、差し届かずのレースが続いていましたが、得意の阪神コースで、GⅠエリザベス女王杯を差し切り、穴をあけました。前走GⅡ金鯱賞は、中団からの競馬になったせいか、レース上位の未脚は使えませんでしたが、3着に差しており、衰えは無さそうです。
休み明け2走目は初戦と同様のパフォーマンスが出せそうで、前走3着よりここも期待できそうです

エフフォーリア

昨年GⅠ3勝している年度代表馬の2022年初戦になります。
57kg:2着1回(やや重:皐月賞1着)、多頭数・重賞:2-1-0-0、阪神:初(右回り:2戦2勝)、2000m:3戦3勝、休み明け初戦:3戦3勝です。
常にレース上位の未脚で勝利しており、馬体重も安定しており、エピファネイアの代表産駒になりそうです。
休み明け初戦になるので、仕上がり次第になると予想します。

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

ヒシイグアス
57kg:3-1-0-1、多頭数・2000m:3-0-0-1、阪神:初(右回り:4-2-0-1)、重賞:2-1-0-2、休み明け初戦:1-0-0-1です。
常にレース上位の未脚を使えており、良馬場では掲示板を外したことが無い堅実馬です。昨年は半年ぶりでGⅠ天皇賞(秋)で5着に入着しています。その後GⅠ香港カップ(2000m)で頭差の2着になっており、クラスの壁は無さそうです。
暮れの香港以来3カ月ぶりのレースになりますが、仕上がり次第では上位に入着する可能性があると期待しています。

キングオブコージ
57kg:着外1回、多頭数・重賞:2-0-0-2、阪神:1-1-0-2、2000m:1-0-0-1、休み明け初戦:1-2-0-2です。
休養を挟んでいますが、約1年半ぶりの勝利が前走GⅡアメリカジョッキーCCでした。やや太いように思いましたが、レース上位の未脚を使えており、復活してきた感があります。
休み明け初戦になりますが、仕上がり次第では、入着の可能性がありそうです。

アリーヴォ
57kg:着外1回、多頭数:1-0-1-1、阪神:0-0-1-1、2000m:1-1-1-0、重賞:着外1回(やや重:GⅢ1勝)です。
昨年の菊花賞は休み明け初戦で良いところが無く7着に敗退しましたが、今年小倉で3勝クラス、GⅢ(稍重)と2連勝している昇り馬です。
また、阪神コースは休み明け初戦でしたが、2回ともに直線で伸びを欠いており、直線の坂を苦手にしているようです。2連勝中の昇り馬で成長し克服できる可能性もありますが、ロカール競馬での主役の感があり、ここでは厳しいかもしれません

データから死角がある馬:多頭数では厳しいレイパパレ

レイパパレ

55kg:初(重:GⅠ勝ち)、多頭数:2-0-0-2、阪神:2-0-1-1、2000m:1-1-0-1、重賞:1-1-1-3、休み明け2走目:1-0-0-1です。
昨年は6戦全勝でこのレースを制覇した昇り馬でした。その後は、レース上位の未脚が使えず、善戦止まりで苦戦しています。斤量の影響かと思いましたが、前走GⅡ金鯱賞で56kgを克服し、久々にレース上位の未脚を使え2着に復活してきました。
新馬・1勝クラスでは多頭数を克服していましたが、オープンで惨敗しているのは多頭数競馬と馬体重が434kg以上のときで、この2つが要因ではないかと推測し、多頭数競馬のここでは厳しいと予想します

その他の馬の適性診断&ワンポイント

マカヒキ
57kg・多頭数・重賞:2-1-0-5、阪神・2000m:着外3回(全てGⅠ大阪杯)、古馬GⅠ:着外10回、休み明け2走目:1-0-0-3です。
4歳時の凱旋門賞前までは常にレース上位の未脚を使え快勝する実力馬でしたが、その後は、良いところが無く、昨年秋のGⅡ京都大賞典で5年ぶりの復活星を上げた9歳牡馬です。GⅡでは善戦できそうですが、GⅠでは年齢とともに大敗する傾向が強くなり、ここでは厳しいと予想します

スカーフェイス
57kg・阪神:1-0-0-2、多頭数・2000m:1-1-0-2、阪神:2-1-0-3、重賞:0-1-0-1です。
昨年末のオープン昇級後、GⅢ2戦し0-1-0-1と善戦をしています。但し、条件クラスですが、57kgを背負った時は1-0-0-6と苦戦しており、460kg前後の馬格には堪えそうで、ここでは苦しいと予測します。

レッドジェネシス
57kg:着外2回(GⅠ)、多頭数:0-0-1-4、阪神:1-0-1-2、2000m:0-0-1-1、重賞:1-0-0-2、休み明け2走目:1-0-0-1です。
昨年はGⅡ京都新聞杯1着、神戸新聞杯2着とトライアルレースでは好成績でしたが、本番のダービー・菊花賞では大敗し、GⅠではややクラスの壁がありそうです。
また、連対実績があるのは11頭までのレースで、多頭数競馬も苦手なようです。阪神コースでは実績が有るのですが、ここでは苦しいと予想します。

ヒュミドール
57kg:1-0-0-1、多頭数・重賞:0-1-0-6、阪神:着外1回、2000m:0-1-0-2、休み明け2走目:着外1回です。
オープン昇級後はGⅡ・GⅢ戦で惨敗し、たまに好走し穴をあけていますが、クラスの壁は厚そうで、休み明け2走目も着順を下げる傾向にあり、ここでは厳しいと予想します。

ウインマリリン
55kg・多頭数:1-1-0-0、阪神:着外3回、2000m:2戦2勝、重賞・多頭数:3-1-0-3、休み明け初戦:1戦1勝です。
オークス2着馬で、GⅡ日経賞・オールカマーと2勝している実力牝馬ですが、阪神コースとは相性が良くないようです。エリザベス女王杯、天皇賞(春)ともに善戦はしましたが、直線では順位を大きく上げることができず、直線の坂が未脚を鈍らせているように思います。
休み明け初戦は仕上がり次第でこなせそうですが、レース上位の未脚をあまり使えておらず、ここでは厳しいと予想します

ポタジェ
57kg:初(56kg:0-2-1-2)、多頭数:1-1-0-2、阪神:1-1-0-0、2000m:3-4-0-2、重賞:0-1-1-3です。
オープン昇級後は56kgを背負って常に上位には入着していますが、レース上位の未脚を使えていません。今回は更に1kgアップの57kgになり、470kg前後の馬格には堪えそうで、ここでは厳しいと予想します

ステラリア
55kg:着外2回、多頭数・重賞:0-1-0-3、阪神:1-1-2-1、2000m:1-0-0-2、休み明け2走目:1-2-0-0です。
常にレース上位の未脚を使えており、休み明け2走目は着順を上げ入着する傾向にあり、期待できそうですが、55kgは苦戦しています。490kg前後の馬格がありますが、斤量に敏感なタイプと予想し、ここでは厳しいと予想します

ショウナンバルディ
57kg:2-1-1-1、多頭数・2000m・重賞:1-0-0-4、阪神・多頭数・2000m:1-1-1-0です。
阪神・2000mが得意ですが、重賞・多頭数では苦戦しており、楽に逃げれなければ厳しく、クラスの壁がありそうで、ここでは厳しいと予想します

アフリカンゴールド
57kg:着外1回、多頭数・重賞:0-1-0-5、阪神:1-0-0-3、2000m:0-1-0-5です。
前走やや重でGⅡ京都記念をブービー人気で逃切り大穴を開けました。昨年後半から先行力が戻り、安定した競馬が戻ってきましたが、良馬場・55kg以上・2000mでは着外5回と良いところがなく、ここでは厳しいと予想します

展開から狙える馬:スピードが違うジャックドールの逃げ切り

内枠からジャックドールが先手を奪い、ショウナンバルディ、レイパパレが続き、平均ペースで流れると予想します。
ジャックドールに勝つために、各馬3コーナー過ぎからのまくりを仕掛けると予想します。
直線では逃げ粘るジャックドールに好位からレイパパレ、エフフォーリアの差しに、アカイイトのまくりでゴール前は混戦と予想します。

逃げ:ジャックドール、ショウナンバルディ
先行:レイパパレ、アフリカンゴールド、アリーヴォ、
   キングオブコージ、ウインマリリン
中団:レッドジェネシス、アカイイト、ステラリア、ポタジェ、
   ヒュミドール、スカーフェイス、エフフォーリア、ヒシイグアス
後方:マカヒキ

展開・未脚から狙える馬は、
  逃げ:ジャックドール
  先行:レイパパレ、アリーヴォ
  中団:アカイイト、ポタジェ、スカーフェイス、エフフォーリア
  後方:(無し)
の7頭が馬券圏内と予想します

狙い馬と馬券戦略:ジャックドール・エフフォーリアの一騎打ち

持ち時計優秀ジャックドールの快足には逆らえない

適性・展開・タイムより、私の予想は、

◎:ジャックドール
昨年に続き6連勝でGⅠ初制覇!
○:エフフォーリア
昨年の年度代表馬の底力に期待!
▲:アカイイト
阪神は得意。エリザベス女王杯のまくりを再現!
△:ヒシイグアス
遅れてきた実力馬!
X:キングオブコージ
復活してきた実力馬!

最後に馬券戦略と当日の注意事項です

ジャックドールを軸に相手を絞った流し馬券で

ジャックドールからの3連複流し馬券にします
 組合せ数:6通り  6通り×1000円 6000円

馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう

狙い馬は、次の馬体重を想定しています。
◎:ジャックドール   500~510kg
○:エフフォーリア   510~526kg
▲:アカイイト     500~512kg
△:ヒシイグアス    490~502kg
X:キングオブコージ  484~496kg

いかかでしょうか。
GⅠ大阪杯の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。

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