菊花賞:ガイアフォース有力も伏兵多数。7頭横一線!

中央競馬

こんにちは。

10月23日(日)に阪神競馬場で行われる三冠最終戦・GⅠ菊花賞を予想します。
私の推奨馬・狙い馬は、ガイアフォースにしますが、7頭が横一線の大混戦になると予想します

では、良馬場での各馬の適性からみていきましょう

種牡馬実績(2022年芝長距離戦)

              2100~2400m     2500m以上
キタサンブラック       3-1-1-19      1-0-0-1
バービンジャー        5-6-9-62      1-2-1-34
ディープインパクト     20-11-14-102   8-4-7-43
スクリーンヒーロー      3-1-3-22      1-1-1-2
シンボリクリスエス      0-1-0-1       (未出走)
アメリカンペイトリオット   着外3回          (未出走)
キズナ            4-6-3-31      2-5-4-14
オルフェーブル        1-3-3-22      4-5-8-26      
ブラックタイド        0-1-2-11      1-1-1-2
シルバーテースト       1-4-3-20      0-0-1-2
ドゥラメンテ         8-8-6-36      6-1-2-8
エピファネイア        5-7-7-51      1-1-0-8
ジャスタウエイ        2-3-1-21      0-3-0-7
ハーツクライ        12-4-7-80      6-4-3-51

データから狙える馬:ガイアフォース、ブラダリアに挑む、長距離馬7頭

ガイアフォース

前走は、トライアルGⅡオールカマーを中団から差し切り快勝しました。2勝クラスからの格上挑戦で3番人気でした。新馬戦はダービー馬ドウデューズのクビ差2着でしたので、実力通りの結果のようです。
兄姉馬に活躍馬はいませんが、キタサンブラックに変わり、大化けしたような活躍です。キタサンブラックも菊花賞を快勝しているように、血統的にも問題は無さそうです。
二走目のポカの心配が少しありますが、馬券圏内は確保できると予想します。

ボルドグフーシュ

前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で最後方からレース上位の未脚で3着に入りました。2勝クラスからの格上挑戦で4番人気でした。
常にレース上位の未脚を使えていますが、レース展開で取りこぼしも、たまにあるようです。
兄姉馬に活躍馬はいませんが、長距離実績は有りそうです。スクリーンヒーロー産駒で長距離実績もあり、血統的には問題なくこなせそうです。叩き2走目の前進も見込め、一発の期待ができそうです。

ドゥラドーレス

前走は、2勝クラス特別戦を差し切り快勝しています。
全5戦全てレース上位の未脚で着外無しの堅実馬です。
兄姉馬は活躍できませんでしたが、ドゥラメンテに変わり大化けしたようです。血統的にも距離の不安は無く、昨年に続きドゥラメンテ産駒が菊花賞を制覇する可能性があると予想します

その他の狙い馬の適性診断&ワンポイント

シェルビーズアイ
夏の2勝クラス洋芝2600m(函館・札幌)で3着、4着と今一つでしたが、常にレース上位の未脚を使えています。
阪神コースは1勝クラスの2400mで2着の実績が有り、問題なさそうです。休み明け初戦も函館で快勝実績が有り、問題なさそうです。
バービンジャー産駒で血統的にも不安は無く、470kg前後の中型牡馬で、初めての57kgに不安がありますが、長距離でレース上位の未脚が使えており、一発の期待が持てそうです。

プラダリア
前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で中団から伸びず8着に沈みました。
ダービートライアルGⅡ青葉賞をレース上位の未脚で差し切り快勝しましたが、ダービーは位置取りが前過ぎたせいか、先行し粘り込みましたが5着に沈みました。休み明け2走目は大きく変われない可能性もありますが、少しの前進は見込めそうです。
兄姉馬に活躍馬にいまませんが、ディープインパクト産駒で血統的な不安は無さそうです。馬体の成長が無く、春と同じ450kg台の牡馬としては小柄ですが、ダービーで57kgをこなしており、ぎりぎりこなせるのではないかと思います

ヤマニンゼスト
前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で、後方からレース上位の未脚で2着に入り、穴を開けました。
初勝利まで5戦を要しましたが、初勝利以降は、常にレース上位の未脚が使えており、本格化してきたようです。
初仔で、シンボリクリスエス産駒の実績もあまりありませんが、血統的にはこなせるのではないかと推測します。トライアルに引き続き武豊ジョッキーが騎乗しますので、長距離の豊マジックを期待したいと思います。

マイネルトルファン
前走は、1勝クラス特別戦をレース上位の未脚で差し切りました。
昨年12月に新馬戦快勝後休養し、今夏に復帰しました。2000m戦ばかりの3戦2勝2着1回の堅実馬です。
1歳上の半姉ユーバーレーベンがオークスを勝っています。大活躍馬はいませんが、芝の長距離で実績を上げている兄馬もいます。オルフェーブル産駒も長距離実績が有り、血統的にも不安は無さそうです。
一気にメンバーが強化されていますが、展開が嵌れば一発の可能性がありそうです。

シホノスペランツァ
前走は、1勝クラス2600m戦を快勝しました。
デビュー以来2000m前後のレースで惜敗していましたが、前走距離が伸びて快勝しました。
兄姉馬には大きな活躍馬は無く、長距離実績は有りませんが、ブラックタイド産駒の長距離実績はあり、前走の快勝は血統的な後押しがあったように思います。
一気にメンバーが強化されますが、展開次第では、馬券圏内に突っ込んでくる可能性がありそうです。

ディナースタ
札幌の1勝・2勝クラス2600m特別戦を連勝している昇り馬です。
初勝利まで5戦を要しました。2000m以下では着外5回ですが、2200m以上では3戦3勝と長距離タイプのようです。
1歳上の兄馬ジャックドールは3歳秋の1勝クラスから4歳春のGⅡ金鯱賞まで6連勝をしており、この馬も3歳秋を迎えて本格化した可能性があります。血統的には父ドゥラメンテに変わり距離も持ちそうで、一発の期待が持てそうです

データから死角がある馬:実績一番もアスクビクターモアには距離の壁か?!

アスクビクターモア

前走は、トライアルGⅡセントライト記念で、先行し2着に粘り込みました。
春は、弥生賞を勝ちましたが、皐月賞は5着、ダービーは3着と敗れています。
兄姉馬に実績馬はいません。ディープインパクト産駒の長距離実績は有りますが、ダービーで直線沈んだように、長距離になると距離の壁がありそうで、ここは厳しいと予想します

ジャスティンパレス

前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で、先行抜け出しで快勝しています。
春は、皐月賞・ダービーともに9着と惨敗しています。
2歳上の兄アイアンバローズはGⅡステイヤーズステークス、阪神大賞典2着の実績が有り、ディープインパクト産駒で血統的には距離に不安は無いと思われます。
出遅れ手先行できなかった皐月賞・ダービで大敗しており、17番枠からの先行は厳しく、ここでは厳しいと予想します。

その他の馬の適性診断&ワンポイント

ビーアストニッシド
前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で、中団から伸びず9着に沈みました。
2000m以上では、2歳時に2着1回の実績は有りますが3歳春以降は着外3回と距離の壁があるようです。
兄姉馬に活躍馬は無く、アメリカンペイトリオット産駒も長距離レースにはあまり出走していないようで、血統的にも距離の不安がありそうで、ここでは厳しいと予想します。

アスクワイルドモア
前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で、中団から伸びず10着に沈みました。
2200mのGⅡ京都新聞杯をレース上位の未脚でレコード勝ちしています。
初仔で兄姉馬の実績はありませんが、キズナ産駒で長距離の実績はあり、距離の不安は無さそうです。但し、多頭数競馬に弱く、大敗の着外3回で、中団から伸びずで、もまれ弱さがありそうで、ここでは厳しいと予想します。

セイウンハーデス
前走は、トライアルGⅡセントライト記念で、先行し4着に粘り込みました。
春は、ダービートライアルのプリンシパルステークスを先行好位差しで快勝しましたが、ダービー11着、セントライト記念4着と距離の壁がありそうです。また、休み明け2走目は着順を下げる傾向があり、2走目のポカの可能性がありそうです。
兄姉馬も中距離までは実績が有りますが長距離では実績が無く、シルバーテスト産駒の実績もあまりないため、ここでは厳しいと予想します、

ヴェローナシチー
前走は、トライアルGⅡ神戸新聞杯で、後方から追込み5着に入りました。
デビュー以来、常にレース上位の未脚で着外無しの堅実馬でしたが、前走初めてレース上位の未脚が使えず、着外になりました。
兄姉馬の実績はありませんが、エピファネイア産駒の長距離実績はあり、血統的には不安は無さそうです。但し、休み明け2走目はポカが出る可能性があります。じり脚でなかなか勝ちきれないようで、ここでは厳しいと予想します。

ポッドボレット
前走は、3勝クラス特別戦を先行し6着に敗れています。
春はリステッド競走に勝っていますが、ダービーを目指したGⅡ京都新聞杯12着大敗後、なかなか復調できていないようです。
兄姉馬も長距離実績は無く、ジャスタウエイ産駒の長距離実績は悪くは有りませんが、クラスの壁がありそうで、ここでは厳しいと予想します。

フェーングロッテン
前走は、GⅢ新潟記念をハンデに恵まれ先行し3着に粘り込んでいます
3月に復帰後は、間隔を開けて4戦し、着外無しに堅実に駆けています。今回も中7週をあけてのレースになります。
1歳上の兄ピクシーナイトは昨年のGⅠスプリンターステークスを快勝しています。モーリスからブラックタイドに変わり、距離の適性も長くなっていますが、基本的にはマイル~2000mまでの馬のように思い、ここでは厳しいと予想します。

セレシオン
前走は、2勝クラス特別戦を先行抜け出しで快勝しています。
常にレース上位の未脚を使えていますが、オープンクラスでは着外2回とクラスの壁がありそうです。今回大外18番枠からの先行は厳しく、中団からの競馬になる可能性が高いように思います。
兄姉馬に長距離実績は有りますが、ともにディープインパクト産駒の場合で、ハーツクライ産駒では長距離実績は無く、距離はやや長いように思われます。

展開から狙える馬:ガイアフォース・マイネルトルファンの先行抜け出しが有利か

先行馬は多いですが絶対的な逃げ馬がおらず、外枠からでもピーアストニッシドが逃げ、ガイアフォース、アスクビクターモアの有力馬が続き、平均より遅いペースで流れ、先行馬が有利になると予想します。
直線では、先行勢の粘り込みに、中団からまくってきそうなヤマニンゼスト、プラダリアに直線勝負のディナースタ、ボルドグフーシュの争いと予想します

逃げ:ビーアストニッシド
先行:ガイアフォース、マイネルトルファン、アスクビクターモア、
   ポッドボレット、フェーングロッテン、セレシオン
中団:ヤマニンゼスト、ドゥラドーレス、ヴェローナシチー、
   セイウンハーデス、アスクワイルドモア、ジャスティンパレス、プラダリア、
   シホノスペランツァ、シェルビーズアイ、ディナースタ
後方:ボルドグフーシュ

展開・未脚から狙える馬は、
  逃げ:(無し)
  先行:ガイアフォース、マイネルトルファン、アスクビクターモア、
     フェーングロッテン、セレシオン、
  中団:ヤマニンゼスト、ドゥラドーレス、ヴェローナシチー、
     ジャスティンパレス、プラダリア、シェルビーズアイ、ディナースタ
  後方:ボルドグフーシュ
の13頭が馬券圏内と予想します。

狙い馬と馬券戦略:ガイアフォースが抜け出すも大混戦

展開有利なガイアフォースが有力も、3000mの伏兵多数

適性・展開・タイムより、私の予想は、
◎:ガイアフォース
○:ドゥラドーレス
▲:ボルドグフーシュ
△:ヤマニンゼスト
X:ディナースタ
X:プラダリア
X:マイネルトルファン

最後に馬券戦略と当日の注意事項です

馬券は、7頭の馬連ボックスで好配狙い

各馬紙一重の差になりそうで、馬連ボックスにします
 組合せ数:21通り  21通り×300円  6300円

馬体重・パドックの確認は必ずしましょう!

まず、馬体重をチェックし、数字として過去の馬体重と比較し、好走できるかを確認しましょう
次にパドックでの見た目と合わせて、太目残り、ガレ気味、成長分などを判断していきましょう
狙い馬は、次の馬体重を想定しています。

◎:ガイアフォース    490~502kg
○:ドゥラドーレス    488~498kg
▲:ボルドグフーシュ   490~510kg
△:ヤマニンゼスト    494~504kg
X:ディナースタ     458~470kg
X:プラダリア      456~470kg
X:マイネルトルファン  484~500kg

いかかでしょうか。
菊花賞の馬券戦略、データ分析についてご紹介いたしました。
一度、皆様の馬券戦略のご参考にしていただければ幸いです。
当日の馬体重&パドックのチェックも重要な要素ですので、是非ご確認されることをお勧めします。

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