推奨銘柄の見つけ方(スクリーニング手法)

株式投資

今回は、私の銘柄スクリーニング概要をご紹介します。

  大前提は、資金に余裕はないため、リスクは最大限避ける

ということで、スクリーニングを行い、利益の上がりやすい銘柄を探しています。

東証一部、二部、ジャスダック、マザーズ全ての市場、全ての業種を対象にします

全ての市場を対象にします

上場している市場は関係なく、全ての東証市場を対象にスクリーニングをします。

私の持つ各市場のイメージは、
  東証一部   :大手~中堅企業。アナリスト分析等多く、参照情報の信憑性が高い。
          中には流動性が低く、扱いにくい銘柄も散発する。
  東証二部   :中堅企業、古参の成長企業。稍扱いにくい銘柄が多い。
          流通・小売り系での成長企業などが狙い目。
  ジャスダック :ある程度の実績・信頼性を持つ成長企業。
          技術力・開発力のある銘柄を探すことがポイント
  マザーズ   :ベンチャー的要素が濃い銘柄が多く。
          リスクが大きく、積極投資はせず、気長に期待できる銘柄を探す

という感じです。

全ての業種を対象にします

現在、東証に上場銘柄数は、約4100あります。

仕事上関係している会社、日々の生活で商品を見る会社など、身近に感じる会社はごくわずかで、名前だけ知っている会社、全く知らない会社がほとんどです。

思い入れが入ることなく、情報を冷静に判断して、買うことができるのではないかと思っていますが、会社四季報などで企業の基礎情報を確認し、当該企業のホームページの使いやすさなどでユーザー志向を確認するようにしています。

安値もみ合いなど下振れリスクの少ないチャート形状銘柄を!

週足・1年チャートを使用して、まずはスクリーニングします

生き残るチャート形状は
  1.安値もみあい中(Wボトムなどを含む)の銘柄
  2.安値反発が始まりかけている銘柄
  3.安値更新が止まりかけている銘柄
の3つになります

”リスクは最大限に避ける”ということを大前提にしているため、下げリスクが小さい銘柄を選ぶようにしています。(後は上がるだけという考えです)

日足・3カ月チャートで絞り込みます

生き残るチャート形状は、
  1.直近形状が、フラットに近い底値を形成している銘柄
  2.直近底値から急激な反発・上昇が無い銘柄
  3.3か月間の高値まで15%以上乖離している銘柄
  4.短期間で一山を形成していない銘柄
の4つになります。

RSI、移動平均線の値、の形状にも注意しています。
  1.RSI:35以下で下げ止まり感がある銘柄
  2.移動平均線(5日、25日、75日)が真っ逆さまに落ちていくものは外します。

今は、最後の底値で、これから反発していく銘柄を探すようにしています。

週足・2年チャートでコロナの影響を確認します

2020年5月以降は、コロナからの回復期待、巣ごもり需要などで、コロナ前水準を超えた銘柄も続出しています。現在は、好業績の維持を背景に上昇している銘柄もありますが、ブームが去り下げている銘柄もあります。

週足2年チャートで、コロナ発生前の株価の動き、コロナ発生後の影響、回復期待時の株価の動きと、現在の株価を比べて、コロナの影響を推測するようにしています

流動性の高い銘柄を

出来高/単位株数で流動性を見ます

流動性の見方は、いろいろあると思いますが、私は次の数字で流動性を見ています
  流動性=売買高/単位株数

最近は、ほぼ全ての銘柄の単位株数が100株になっているので、出来高で流動性を見てもほぼ問題ないとは思います。
ただ、単位株=100株でない銘柄もあるので、上記式で計算するようにしています。

私の目安としている流動性(計算結果)は、最低500以上、700以上が希望です

会社の規模(発行株式総数)により流動性も変わるとは思いますが、流動性が低い場合、
 1.大量保有者による売買が株価に大きく影響する
 2.下降相場ではなかなか売買が設立せず、損失拡大リスクが大きくなる
など、終日株式市況を見ていない勤め人の小規模ホルダーには、リスク回避が取りにくいということがあるので、注意が必要と思います

出来高が安定しているか確認します

日々安定して流動性を満足する出来高で取引されている銘柄を選ぶようにします。

やはり突発的なニュースが無くても、日々の出来高がある銘柄は、多くの人から注目されている証だと思います
より多くの個人投資家が購入している可能性が高く、売買が成立しやすい銘柄と思います。

3か月チャート、1年チャートで安定して出来高がある銘柄を選ぶようにしています。

ニュースに伴い出来高が急上昇している銘柄は、えの影響を受けない期間の平均的な出来高を見て、流動性を判断するようにしています。
ニュース期間のみ出来高がある銘柄はハイリスク・ハイリターン銘柄に属するように思い、選びにくい銘柄かと思います

会社情報、最新決算発表、企業ニュースを確認します

四季報を確認します

様々な情報が四季報に掲載されています。

私が注意して見ているものは、次の3つです。
 1.特色及び連結事業:知っている企業は、新事業があるかどうか、
            知らない企業は、どんな事業かをざっくりとみています

 2.基礎情報    :事業概況、決算状況等がワンポイントで掲載されています。
            この内容を重視しています。
            素晴らしい企業でも、内容が悪いと直近的な反発は難しい    
            タイミングが悪かったと、諦めるようにしています。

 3.配当      :ゼロ配当の銘柄は、決算状況等に関わらず、外します。
               赤字企業:株価の反発は直ぐには期待できない。
               黒字企業:株主還元が無くても問題にならない?何故??
            と、何らかの大きな潜在リスクが隠れているように思います

企業ニュースを確認します

最後に、企業ニュースを見ます。それぞれのニュース毎に株価の動きを確認します。

 1.決算発表に対する投資会社のコメント
 2.レーティング発表
 3.新製品、新事業、撤退事業の発表など

また、全くニュースが無く、チャート等テクニカル的な要因もなく、目立つ株価変動をしていないかなどをチェックするようにしています。
ニュースに応じて素直に株価が反応している銘柄が安心ではないかと思います。

まとめ

まとめとして、スクリーニング手順をおさらいします。

大前提:資金に余裕はないため、リスクは最大限避ける

1.チャート形状で下振れリスクの小さい銘柄をえらぶ
  ・1年週足チャート、3か月日足チャートで下げ止まり感のある銘柄を選ぶ
  ・3か月チャートで最高値から15%以上下げている銘柄を選ぶ
  ・RSIが35未満で下げ止まり感がある銘柄を選ぶ

2.流動性の高い銘柄を選ぶ
  ・出来高/単位株の計算結果が500以上(700以上が希望)の銘柄を選ぶ
  ・1年週足チャートで安定した出来高がある銘柄を選ぶ

3.最新ニュースでマイナス材料のない銘柄を選ぶ
  ・四季報のワンポイントコメントでマイナタイトルが無い銘柄を選ぶ
  ・ニュースに対して株価が素直に反応している銘柄を選ぶ 

いかがでしたでしょうか。

自己流ですので、参考にならない方が多かったかもしれませんが、
銘柄探しをされるときにご参考にしていただければ幸いです。

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